2009年 09月 25日
今日は英Ⅰ×2 2クラスとも単語テストを行った。 語彙力をつけることは言語を学ぶ上では避けては通れない。が、時間がかかる語彙力増強への道のり。どうにかならぬかと毎年苦労する部分である。今年は、昨年12月に某社主催のセミナーで聞いたキムタツこと木村達哉氏の方法をベースに考えてみた。ちなみに、本校で今使っているのは「英単語ターゲット1400」である。 (前提) ■1年で定着させたい単語数を820語に設定 ■820語を1年間で4周できるよう週あたりのの単語数を設定(このあたりは、木村達哉氏の著書「ユメタン」に詳しい ) ■本校では年10回朝の10分間を用いて全校的に単語テストを行っている(1回あたりの語数は300~400語程度) ■出題形式等は学年裁量に任されている (目標) 1周目:単語レベルで英語→日本語で言える(本校生徒の実情を考え、四択 朝のテストでは四択7割+記述3割) 2周目:単語レベルで日本語→英語で言える(同上) 3周目:英語のフレーズ(例文からその語を含むチャンクを示す)を見て適切な単語を補充 4周目:例文が再生できる 一週間継続して同じ100語~110語学習するというのがポイントである。木村氏の説明によると、この方式は通訳養成の学校で実際に用いられている方法なのだそうだ。 朝のテストのリハーサルをかねて、授業では50題の4択テストを行っている。合格点は7割以上としている。 今のところはテストの合否だけを見るとおおむね機能しているようだ。しかし、定着しているかどうかは模試等を見ないといけないだろう。 3年で入試勉強として単語帳を覚えるだけで終わってしまうような事態は何とか避けたい。
by jacques_southhill
| 2009-09-25 22:43
| 日々の営み(授業)
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