2009年 10月 28日

【雑記】単語をフレーズで覚えさせるとしたら

今日は学年閉鎖3日目。管理職判断の結果、明日からは学校再開が決定。とはいっても、この期間中にも新型インフル罹患者は増えている。手放しでは喜べない現実がここにある。

今日は、単語テストで使うフレーズリストを作成。今までこつこつ作ってきて、今日一気に仕上げた。

なぜこのようなものを作成したか? それは、単語テストをキムタツ方式で行うため(詳しくはこちら。ちなみに今は3周目に入る)しかも、本校が採用したのは「ユメタン」シリーズではなく、「英単語ターゲット1400」(本年度採用2年目。そうそう頻繁に採用する本を変えるわけにもいかないので、今回は手持ちの教材を少しでも近づけることで対応)。通常の単語帳は、英単語、日本語、例文の3点セットなのだが、この中に例文から抽出した覚えさせたい語を用いたフレーズを追加するべく、抜き出しリスト化した。

リスト化にあたって留意したのは次の2点
1)できるだけ短く
2)しかし、意味を損なわない程度に

例1)「3対1で勝つ」→win the game by the score of 3 to 1
by以下はなくても単語のニュアンスは伝わる。よって、by以下を削除することにした。

例2)「このプリンターに3万円を支払う」→pay thirty thousand yen for this printer
コロケーションの観点から、for以下を残すこととした。pay thirty thousand yenでも充分なのだが、後々のことを考えたら、pay ... for ~の形を定着させた方がよいと判断。

例3)「本は使われ続けるだろう」→printed books will continue to be used
ここでのターゲットはcontinue。よって、主語printed booksを削除することにした

例4)「商品をトラックで輸送する」→transport our goods by truck
by truckはなくても良さそうな気がするが、transportのニュアンスを伝えるならby truckは残した方がいいと考えた。でも正直迷っている

例5)「その作家の本は出版されている」→that writer's books are published
受動態で覚えさせるよりも、能動態の形で覚えさせた方が汎用性が上がる。よってpublish that writer's bookの形とした。

誤植等も含め、細かくチェックを入れることとする。
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by jacques_southhill | 2009-10-28 21:15 | 英語教育一般 | Trackback | Comments(2)
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Commented by ZEP at 2009-10-29 19:10 x
間違って前のコメント消してしまった、、、
全勤務校でも、同じ1400を使って英単語コンクールを
やっていました。
まだ、続いているようで、もう5年になるかな。
現場を離れて久しくなり、ついていけない話題も
多いのですが、ためになっております。
フレーズ化いいですね。
生徒が頑張ってくれるモチベーションの維持が
全勤務校での課題でした。
Commented by jacques_southhill at 2009-10-29 22:52
>ZEP様
この頃のJacquesは、
「出来るようになるためには痛みを伴う」と考えております。モチベーション云々を問う前に、「どう思おうと、やるべき事はやれ!」と思っています。そして、「教えすぎないこと、やり方を教えること」を文法指導では特に考えています。
語彙力は語学の生命線とも言える部分。ここをおざなりにすると、伸びる者も伸びない。「苦労の末に出来るようになる」そんなプロセスを経験させたいと考えています。


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