2010年 10月 05日

【英語教育一般】取捨選択と対処療法

先日、本校に出入りしているB社の方と話す機会があった(もっとも、彼は私の授業が立て込んでいる時にやってくる傾向があって、私が授業に行く直前数分の立ち話だったのだが。ゆっくり話を聞きたいのだけれど、ホントは)。

どの学校の先生方も、効果を挙げるために苦心しているようだ(もちろん、私もそうだ)。

で、聞かれた内容は「12月の英語教育研究会の内容について」であった。授業をする上で、例えば「速読力がつかない」「リスニング力がつかない」など何か問題として感じていることはないか?という問いについてのJacquesの考えを求められた。

私たちが選択したアプローチの方向で生徒の伸びが確認できれば、それでよいとJacquesは思うのだが、皆さんはどのように考えるのだろうか。

私たちは数多く存在するであろうアプローチの中から、ある方法(もちろん複数)を取捨選択し、生徒に提示し日々の授業を組み立てている。それは、最大公約数を導き出すのに似ている。全てに有効なアプローチは存在しないのだろうし、存在するのなら是非教えて欲しいくらいだ。

例えば、普段精読(訳読)のみの授業をしている先生が、「速読力がつかない」という悩みを持っているとする。よく考えてみれば、それは必然ではないのだろうか。こちらでやっていないことを生徒が出来るようになっている、というのはほぼあり得ないと私は思っている。だから、どのような力をつけさせるかという戦略が必要になる。3年間という限られた時間の中で、どのように「つけて欲しい力」をちりばめていくかがシラバスデザインではないだろうか。

3年間の方向を見た上での「取捨選択」と、現状を見た上での「対処療法」が効果を挙げるための両輪であると、この頃のJacquesは思っている。

自分の年次の模試の結果を見ると、日本語で内容を答える設問と和訳の設問の正答率が著しく低い。それも必然だろう。英語をintakeしていくスタイルなのだから。2年次後半から手を打てればよいと思っている。入学後1年半は基礎固めの時期と割り切っていたので。
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by jacques_southhill | 2010-10-05 00:26 | 英語教育一般 | Trackback | Comments(0)
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