2011年 03月 01日
世の中が「格差社会」と呼ばれるようになってから久しい。本来は「所得」の格差を指す表現のはずだが、現場を見てみると、生徒のモチベーションの格差も年を追う毎に広がっているように感じる。「やる者」と「やらざる者」の格差である。 今テストの採点を行っている。Jacquesの担当はWである。テストを作る時には必ず出題形式と配点を伝える。にもかかわらず、やった形跡が見えない生徒が一定数存在している。要は「白紙」に近い状態なのである。するべき努力をしていない現実。憤るのを通り越しため息すら出てしまう。 もちろん、苦手生徒の中にも頑張って成績を上げている者が存在する(こちらの方が多いのだが)。やらずして単位がもらえるほど甘い世界ではないことを生徒達には充分認識して欲しい。卒業したいという口だけの決意はいらない。行動が伴ってこその決意である。本気で思っていることに対してはもう後には引けないという覚悟に基づいた行動が伴うはずである。学習面での格差は自らの手で生み出しているという現実に早く気付いて欲しい。誰のせいでもない、自らの行動が生み出した当然の帰結であることに。
by jacques_southhill
| 2011-03-01 00:45
| 雑記
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