2012年 06月 25日

【授業日誌】Mon, 25/06/12 公開授業終わる

今日は、「英語力を強化する指導改善の取組」の公開授業及び研究協議会であった。Jacquesは公開授業を1コマ担当した。飾っても仕方がないので、普段やっている授業をそのままやった。

・単語帳の音読練習(日→英・フレーズ単位で)
・宿題の確認① (SVの構造把握)
・新出語と英英辞典の定義のマッチング(適宜パラフレーズや具体化をしながら、最後はペアで確認し全体で確認)
・新出熟語を含む英文の和訳(これも宿題)
・新出熟語を使った自己表現
・音読練習(時間切れ)

上のように、ハンドアウトにあるタスクを行った。指導主事の方は「学習活動とコミュニケーション活動があるが、今回の授業(Jacquesを含め3名が授業を行った)は前者の色合いが強い。次回(11月)はコミュニケーション活動を軸に授業を組み立ててみて下さい」と指摘された。指摘の内容はその通りである。入門期であることを考慮して、語順と発音を軸に授業を組み立てているので、こうした内容にしているという事実がある。今後アウトプットの割合を上げていかなければならないことは重々承知で今のスタイルに至っている。課題が浮き彫りになったという点では、非常に実りがあった。

また、講師の方の話の端々から、英語教育や生徒に対する愛情のようなものを感じ取ることが出来た。「想像力を養う」ということを強調していたが、トレーニング型の授業の欠点であると感じた。

しかし、懸念されることも何点かある。



その一つは、英語の授業のあり方を一色に染めたいという意図である。しきりに暗唱・暗写型の授業を否定していた。暗写型の授業で不登校の生徒が増えたという説明もあった。随所に暗唱・暗写型の授業に対するネガティブキャンペーンの色合いを感じ取ることが出来た。また、教科書も共通のものを採用しハンドアウトも共通のものを用いないか、という話も合評会で出てきたが、その話に違和感を感じた。共通化して成果が上がった場合、上がらなかった場合それぞれを考えてみると、どうもプラスになることは多くないのではと感じた。
さらに、ハンドアウトを作るということは、教材をどのように扱うかという思考の訓練である。生徒がどう反応するかを考え、細かいところをマイナーチェンジしながら、ハンドアウトは作られていく。いわば、自校の生徒に対する完全オーダーメイドの教材である。そこで英語を刷り込みながら、アウトプットも意識して授業を組み立てようと私たちは考えている。教材を扱う力が、教科書ならびにハンドアウトの共通化で先生方から奪われていきはしないかと考える。

目指すゴールは一つであっても、そこに至るまでのアプローチは無数にあるはずである。そのアプローチを私たちは日夜追い求めている。ゴールが達成できればよいのではないか? そこに至るアプローチは、良いものであれば自ずと受け入れられるものだと思う。
[PR]

by jacques_southhill | 2012-06-25 22:18 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://jacquessh.exblog.jp/tb/18148820
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< 【雑記】レイター養成講習会      【雑記】来週月曜は研究協議会 >>