2012年 08月 30日

【雑記】今を見るか、未来を見るか(2)

先日の投稿の続き。

「経営」という言葉がある。学校現場では、学校経営、ホールルーム経営というごくの一部で使われることが多い。

【参考】goo辞書より
けい‐えい【経営】[名](スル)
1 事業目的を達成、継続的・計画的に意思決定を行って実行に移し、事業を管理・遂行すること。また、そのための組織体。
2 政治や公的な行事などについて、その運営を計画し実行すること。
3 測量して、建物をつくること。
4 物事の準備や人の接待などにつとめはげむこと。けいめい。
5 急ぎあわてること。けいめい。

個人的に学校には「経営」という語はなじまないのでは、とずっと思っている。英語でいうなら、managementがしっくりくる。

この意味に照らして考えると、経営とは計画的な営みであるはずである。管理職(特に学校長)が「学校経営」という語句を使うときには、自らの任期中のみならず、自らが異動したあとの学校の姿を見据えていなければならない。今をなんとか乗り切る、という発想を超えたビジョンを持って欲しいと切に願う。職員からの「(ある特定の業務または学校全般に関して)来年以降はどうなるのですか?」という問いを受けたときに「質問の意図が分からない」という管理職どうなんでしょう? ビジョンがないことを露呈してはいないだろうか?

私は教科に関しては3年スパンでものを考えるようにしている。入学から卒業までにどのような力を生徒たちに身につけてほしいか、そのための方策は? と自問自答しながら日々の授業を行うよう心がけている(思うに任せない部分もあるが)。先が見えない人、先を見ようとしない人が経営のトップに立つと、民間企業では倒産を免れないだろう。予想したようにならないかもしれないが、ある程度の見通しがあれば、大なり小なりその線に近づいていく。先を見ながら、なるようになるという割り切りも持ち合わせて欲しい。先を見通せない管理職の下働く部下は不幸です。ひいては生徒たちも不幸になります。
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by jacques_southhill | 2012-08-30 23:34 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
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