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2013年 10月 01日

【英語教育一般】小中高連携に関する研究会

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先月19日に、札幌から大学の先生を講師にお招きして「小中高連携」をテーマに講演会を行った。

昨年度に引き続き今年度も文科省の研究指定を受け取り組みを進めているのだが、「今年度はぜひ講演会を」と考え、管理職も前向きだったため予算措置を受け実施にこぎつけた。講師の先生は、昨年度本校が2年生対象に行った出前講義に来校され、その担当がたまたま私だった縁で講師をお願いした。





第1部 「外国語活動」におけるコミュニケーション教育導入とその課題
外国語活動の位置づけを確認したあと、Hi Friendsを用いた実際の指導例、学習指導要領に謳われている「手段」に対する「目的」についての考察、コミュニケーション能力の素地を養う点から、日本語、英語のコミュニケーションが同一のものなのかを語用論的側面から考察。チャンツや絵本の読み聞かせといった実践の紹介。

第2部 「対話・会話」を可能にする英語コミュニケーション教育と校種間連携
英語による活動をコミュニケーション理論から分析。

A: Brown bear, Brown bear, what do you see?
B: I see a red bird looking at me.
上の例では、話し手が聞き手をBrown bearと特定し、以降の文脈ではyouとしコミュニケーションに巻き込んでいく。その後質問に至り、聞き手が自分をIと認定しコミュニケーションが進んでいく。

"Who is Sylvia?" (チャンツ)
Who has a name that starts with S?
I do.
She does.
What's her name?
Sylvia.
3人称の人物が登場する場合には、Iでもなくyouでもない登場人物をSheと認定し、コミュニケーションのやりとりに応じていく。

また、コミュニケーションが成立するためには、なぜその問いがなされているかが意識されている。
Do you have an eraser?
Yes, I do.
この質問の話者は「字を間違ったから消しゴムを借りたい」という意識のもと質問をしている。こうした文脈を私たちが意識する(生徒に意識させる)ことで「コミュニケーション活動」がより実践的になっていくのだと実感した。
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by jacques_southhill | 2013-10-01 20:11 | 英語教育一般 | Trackback | Comments(0)
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