2014年 05月 22日
Wの授業では、目下ターゲットパラグラフの暗唱をメインに、自己表現を織り交ぜながら授業を展開しています。1レッスン1時間で終了するように気をつけています(本校の1コマは45分)。 1レッスンの流れ (1)小テスト Vintageのイディオム15題の範囲のうち10題を出題 解答も含めて3分ほど (2)ターゲットパラグラフ 以前は覚えてくることを予習としていましたが、この頃は授業内で覚えさせています。 ・ペアで音読…モデル音声を聞く前に、地力で読むことができるかどうか確認させています。 ・モデル音声…前述の音読での発音を確認させています。 ・フレーズごとに音読…意味を考えさせたり、適宜内容に関する質問をします。 ・暗唱…5分間時間を取り、ターゲットパラグラフを覚えさせます。 ・ペアで暗唱テスト…先攻・後攻を決め、片方がテストを受け、もう片方がチェックをします。なお、黒板にヒントとなる語句(文頭の語、接続詞、構文上重要な語句)を予め板書しておきます。 ・全員でコーラスリーディング…教科書閉本の状態で板書を見ながら全員で読みます。 ・スロースピードでのシャドウイング…スピードが遅くても音がつながっていることを意識させるためにやっています。機械的に速度を落としているので、音声の質は落ちてしまうのですが。 ・ファストスピードでのオーバーラッピング…ある程度のスピードで音声化できることを狙っています。 ・キーとなる表現を用いた自己表現活動…この頃はここまで辿りつけていないのが実情。生徒も意欲的に取り組んでいます。 (3)リスニング教材…センター用のリスニング教材の演習。聞いてタスクに取り組む時間しか確保できていない。本当はしつこく聞かせたり読ませたりしたいのですが。 (4)5分間ライティング…不定期で実施。教科書数レッスン進んだところで、以前学習した教科書の題材でエッセイを書かせています。添削した後、生徒に返却し宿題でリライトさせます。 (5)教科書Exerciseの解答…印刷した模範解答をペアで1枚貸し出します。制限時間は3分にしています。3分後には強制回収します。Exerciseは宿題にしています。生徒の採点の様子を観察していると、予習に取り組んだか否かが一目瞭然になります。やっている者は丸をつける割合が多いので、早々に終わります。一方、予習をしていない生徒は延々と英文を書き写している状態になります。ノートを回収したり授業冒頭で机間巡視せずとも予習の取り組み状況が把握できてしまいます。前任校で導入した方式です。 Rに比べ早々に型が決まりました。考査の範囲も早々に終了しているので、リスニング教材のディクテーションや自己表現活動などに時間を有効活用する方向で考えています。ある程度のスピードで内容を消化し考査前に振り返りの時間を仕組むという、理想としている展開が実現できそうです。
by jacques_southhill
| 2014-05-22 01:02
| 日々の営み(授業)
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