2014年 08月 26日

【雑記】数字と向き合う

昨日今日と、数字について考えされられる機会があった。

昨日、全国学力テストの都道府県別平均正答率が発表されました。北海道は小・中とも全国平均正答率を若干下回っているとのことです。道教委が設定した目標は「今年度までに平均正答率を全国平均以上にする」なので、目標に到達しなかったことになる。

「平均」という言葉には注意を要する。私達は模試等で平均点偏差値、考査で平均点を扱う。生徒たちは平均点を非常に気にする。考査を返却するときに自分の点数以上に平均点を気にしている節がある。全員が同じ点数でなければ、一般的に半数は平均点を上回るが、半数は平均点を下回る。意外とこのことが頭から抜け落ちている。ここ1〜2年、平均点の意味するところを生徒たちに伝えた上で、平均点を返却の時に示すことをやめた。学習はプロセスが正しければ点数は結果としてついてくるものだから。入試を控えた3年次生には「点数を目標にするのではなく、学習する行動の中に目標を見出すように」と伝えている。

また、47個の中で順位付けをしているのだから、その範囲内で当然変動が起こる。どこかが頑張ればどこかが凹む。平均点の比較だけでは分析としては不十分である。なぜできているのか、なぜできていないのかを数値を介して考察し、実際の指導にフィードバックする姿勢が必要である。上位者の割合と下位者の割合も見られるようにすると分析に厚みが増すだろう。

今日は模試の自己採点結果が配布された。数値を示すときにやってはいけないことは、結果が振るわなかった時に結果が悪いと口にすることである。なぜ結果が悪いのかを深く分析し指導に活かすことが大切。数字は諸刃の剣である。生徒教員を悪く言うための道具では決してない。「悪い、悪い」と言われ続け伸びる生徒はいない。悪いのなら対処法もしっかり伝えるべき。

数字を正しく読み取ることは、実は難しく繊細な問題を含んでいることを自覚しデータを活用したい。

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by jacques_southhill | 2014-08-26 22:33 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
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