2015年 02月 22日

【雑記】知識基盤社会

この言葉を最近知りました。文科省のHPなどを見ると、結構前から提唱されている考え方のようです。自分の意識に登ってきたこともあり、この頃はその解釈が目にとまるようになりました。

知識基盤社会で生きていくために必要なこと
1.たくさん学ぶ
2.学んだことを理解する
3.形のはっきりしない問題を好きになる努力をする
4.自分のアイディアをもっと良くする
5.自分で考える人達と友人になる
(以上、植松電機 植松努氏FBより)

知識基盤社会では、唯一絶対の「正解」は存在せず、その状況における「最適解」をそのつど地力で、あるいは多様な他者と共同して生み出すべく、知識を豊かに活用する資質、能力がすべての人に求められる
(以上、英語教育3月号より)

知識「基盤」社会という語句から、知識が備わっていることが前提であることがわかります。知識を元に、他の人と手を携えながら課題を克服していくありようをイメージしていると考えます。

さて、実際に生徒たちを見ていると、どの教科においても前提となる知識を得ようとする姿勢に乏しいです。英語の学習で言うと、「知識」に当たるのは、語い・文法・題材に対する背景知識です。語いを定着させたり、文法を理解したり、背景知識を他教科の学びや生活の実体験から学ぶ姿勢が足りないのです。知識を持っていたとしても「点」のままで「線」や「面」になっていかないのです。学習指導要領が現行のものに変わり、来年度はその完成年度に当たります。英語を使う経験を通して言語を身につける流れを想定しているようですが、経験したことから学ぶには限界があります。確かに知っているものを使うので定着は進みそうですが、その効果は限定的だと思います。学ぶものと学ばざるものの差が広がっていくように感じます。

知識があることは最低条件だと解釈します。その上で知識を活用する学びを提供することがこれから必要になってくるのでしょう。経験からの学びと入力からの学びのバランスをとることが来年度授業をする上での課題になりそうです。





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by jacques_southhill | 2015-02-22 22:37 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
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