2015年 05月 24日
1年次生の授業も2ヶ月が経過しました。他年次の同僚に、コミュニケーション授業どんな感じでやってるの?と聞かれ、まとめてみようと思いついた次第です。授業はすべてペアワークで進めます。授業は次の1〜5までで2.5時間程度を要しています。 大まかな各セクションの流れ 1 Easy Versionを読ませ要約 教科書のデータCD-ROMにはEasy Versionが収録されている。それを活用しない手はない、と思い最初に読ませ要約させています。パラグラフごとに時間を区切って読ませて日本語で要約させています。時間経過後はペアで確認し、こちらから要約例を口頭で提示します。慣れてきたら英語で要約させることも考えています。元ネタはキムタツ先生こと木村達哉先生。 2 教科書本文に触れる 一応概要は1の段階で触れているので、リスニングで聞き取らせます。ひと通りリスニングが終わった後は、辞書を使いながら未知語の意味を確認し読み進めます。辞書指導を初期段階でしているので、辞書を使わせることを目的としています。 3 音読しながら適宜Taskを口頭で与える フレーズごとに区切りながら音読します。大多数がわかるところは音読のみ。重要表現が出てくれば和文英訳をさせたり自己表現につなげる、内容理解上日本語が必要なところは日本語で意味を確認させる等、音読に説明と言語使用を絡めながら進めています。教科書のレベル(シェアNo.1の教科書)を考えると、日本語も適宜必要と考えています。 4 集中的に音読練習 なかなか時間が取れないのが目下の悩み。コーラスリーディングやオーバーラッピング等を定着のためにしつこくやりたいところ 5 TF/QA 本文を見ずにやらせています。TFやQAはハンドアウトにも載せているのですがそれらは第一段階では配りません。音声で処理させます。音声での確認が終わったあとはハンドアウトを配り宿題としてやらせます。 1レッスンが終わった後で… 6 英語での要約 当面はモデルを見せる意味でも和文英訳形式で取り組もうと思っています。今井先生のSSCCを活用予定。 7 単語リストの提示 リストありきで本文を読ませることにいささか疑問を感じていたので、復習としてこちらもデータCD-ROM収録のリストを活用し、英語の箇所をすべて空所にして埋める形式を考えています。英英辞典の定義も掲載しパラフレーズに繋げたいと考えています。
by jacques_southhill
| 2015-05-24 21:52
| 日々の営み(授業)
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