2017年 01月 10日
今年、自分の学校の生徒達を対象にした講習から仕事を始めました。現在、2つ目の仕事としてタイトルに掲げたとおりの仕事をしています。道教育委員会主催です。 対象となるのは「選抜性の高い大学への進学を希望する高校1年生」20名程度です。大学入試問題をやるにもまだまだ先な感じがしました。先方のリクエストもあり、次のような授業内容で3日間240分の授業(90分+90分+60分)を組み立ててみました。全体のテーマは「英語の学習方法を体感する」です。 1日目 90分[昨日] ・英語を学習する目的とできるようになるべきこと ・語彙学習の方法 ・リスニング学習について(聞き取れる箇所と聞き取れない箇所の違いは何か) 単語を覚える作業に取り組んだ後、リスニングで概要理解のタスクに取り組んでもらい、さらにリーディングで確認してもらいました。 2日目 90分[本日] ・文法学習の方法 関係詞をテーマに授業を行いました。まず「その女性は私を手伝った」という英文を書かせ、その後で「私を手伝ったその女性」という名詞句を作らせる。the woman who helped meで一つの名詞句であることを伝え。関係代名詞主格・目的格・所有格・whatと関係副詞まで確認し、その後補足で継続用法を扱う。 3日目 60分[明日] ・音読の方法 ・習った表現を和文英訳の中で使う(具体的には日本語で作成した要約文を英訳してもらう) 生徒の高い集中力と意欲的な姿勢もあり、順調に進んでいます。課題は、一つでもここで体験した学習方法を実践できるかにあります。8割程度の生徒が英語の家庭学習時間0分と言っていましたので。経験したことを活かして学習することも学習者には必要な要件だと私は考えています。
by jacques_southhill
| 2017-01-10 18:03
| 日々の営み(授業)
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