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カテゴリ:英語教育一般( 30 )


2010年 12月 10日

【英語教育一般】教科書にもCDを!

タイトルだけを見ると、「もう付属CDって売ってるじゃない」と言われてしまいそうですが…。

昨日、自分の年次が現在採用している教科書会社(T社)の営業の方が本校に来た。そこで、教科書の使用感などを伝えた。選定したからには、いい面が多く見えたということなのだが、実際に使わなければわからない点が多々ある。ⅠからⅡに上がる時に、難易度が急に変わる点は指摘させていただいた。

同時に、その出版社から出ている問題集も紹介してもらった。

今は、リスニング用教材だけではなく、読解用問題集にもCDが付属している。そこでJacquesはふと思ってその営業の方に次のように切り出してみた。

「教科書に(問題集と同じように)CDをつけたらどうですか?」

今のところ教科書本体にCDが付属しているものは皆無のはず(あったら勉強不足をわびたいと思います)。OCⅠですら、教科書本体にCD付属となっているものはない。別売りである。音声指導の重要性が叫ばれているなか、なぜずっとこの状態だったのだろうか?

この提案には、営業の方も「本社に伝えてみます」と言ってくださった。メディア(CD)の単価がかなり下がっている今、1枚あたりの価格は相当安価。だとすれば、それほど値上げをせずにCDをつけることができる。学習者・指導者双方にとってのメリットは大きいはず。

新学習指導要領下の「コミュニケーション英語」で、CD付きの教科書は果たして世に出るのか?
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by jacques_southhill | 2010-12-10 20:49 | 英語教育一般 | Trackback | Comments(3)
2010年 12月 07日

【英語教育一般】ライティングの採点

今日出張から戻ってきた。Wのフリーライティングの部分は担当者が採点することになっていたので、今日着手した。

指導の至らなさを痛感。シンプルな構造で言いたいことをいかに伝えられるようになるか。これがここしばらくの課題となりそう。さらには、表現の型を身につけられるような授業構成を追求していくことが要求されているのだろう。

昨日S予備校の北大入試研究会に参加した。

「採点はある程度印象によらざるを得ないだろう」というのが担当講師の弁。確かにそうだなと納得しつつ、これから採点に向かう。

(以下追記)
自分の担当クラスについては、思ったより良くできていた。例文の暗唱なんかも課しているのでとりどころを理解し下位層も頑張ったようだ。フリーライティングも上手い言い回しがあったりして、全体にフィードバックできればいいなとポジティブなキモチになった。
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by jacques_southhill | 2010-12-07 22:07 | 英語教育一般 | Trackback | Comments(0)
2010年 10月 08日

【英語教育一般】他校に学ぶ&採点基準に学ぶ

今日、件の帯広出張から帰ってきました。オープニングで書道と吹奏楽のコラボレーションが見られるなど非常に印象深い大会でした。特に、当番を務めた十勝の各校は全国大会出場を見送った経緯がある。それだけに、かける思いはひとしおだったように感じた。

さて、今日学校に戻り、学期間休業中に視察研修に出かけた先生から話を伺った。相当刺激を受けて帰ってきた。取り入れられるものは柔軟に取り入れて行きたい。その話を約30分間。光景が目に浮かぶような説明&報告文書に感謝した。

そして、来週から随時始まる模試対策講習のテキストを相方の先生がすでにこしらえていた。相当予習を積まないと生徒の血肉となるような授業は出来ないな、と気を引き締める。B社のサイトから模試の採点基準のデータを引っ張り出し、実際に解答してみた。どこまで解答できるべきなのかを検討しながら。

英語に関しては、短期的な講習ではなかなか力がつきにくい。それでも伝えられるものはあるはずだ。生徒に「武器」と「戦略の見通し」を持たせることができれば成功と言っていいだろう。ゆっくり煮詰めることとする。
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by jacques_southhill | 2010-10-08 22:21 | 英語教育一般 | Trackback | Comments(0)
2010年 10月 05日

【英語教育一般】取捨選択と対処療法

先日、本校に出入りしているB社の方と話す機会があった(もっとも、彼は私の授業が立て込んでいる時にやってくる傾向があって、私が授業に行く直前数分の立ち話だったのだが。ゆっくり話を聞きたいのだけれど、ホントは)。

どの学校の先生方も、効果を挙げるために苦心しているようだ(もちろん、私もそうだ)。

で、聞かれた内容は「12月の英語教育研究会の内容について」であった。授業をする上で、例えば「速読力がつかない」「リスニング力がつかない」など何か問題として感じていることはないか?という問いについてのJacquesの考えを求められた。

私たちが選択したアプローチの方向で生徒の伸びが確認できれば、それでよいとJacquesは思うのだが、皆さんはどのように考えるのだろうか。

私たちは数多く存在するであろうアプローチの中から、ある方法(もちろん複数)を取捨選択し、生徒に提示し日々の授業を組み立てている。それは、最大公約数を導き出すのに似ている。全てに有効なアプローチは存在しないのだろうし、存在するのなら是非教えて欲しいくらいだ。

例えば、普段精読(訳読)のみの授業をしている先生が、「速読力がつかない」という悩みを持っているとする。よく考えてみれば、それは必然ではないのだろうか。こちらでやっていないことを生徒が出来るようになっている、というのはほぼあり得ないと私は思っている。だから、どのような力をつけさせるかという戦略が必要になる。3年間という限られた時間の中で、どのように「つけて欲しい力」をちりばめていくかがシラバスデザインではないだろうか。

3年間の方向を見た上での「取捨選択」と、現状を見た上での「対処療法」が効果を挙げるための両輪であると、この頃のJacquesは思っている。

自分の年次の模試の結果を見ると、日本語で内容を答える設問と和訳の設問の正答率が著しく低い。それも必然だろう。英語をintakeしていくスタイルなのだから。2年次後半から手を打てればよいと思っている。入学後1年半は基礎固めの時期と割り切っていたので。
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by jacques_southhill | 2010-10-05 00:26 | 英語教育一般 | Trackback | Comments(0)
2010年 03月 05日

【task】タスクの作り方

この頃「問題集」を買うことが月例行事化している。目的は素材探しではなく、タスクの作り方を参照するためである。

参考になると思っているのは、和田玲氏の「5STEPアクティブ・リーディング」と靜哲人氏の「Reading in Action」。前者はいかに音読の回数を増やすかを狙った作り。1つの素材につき20回音読する方法論が詳しい。後者は大学生向けの教科書だが、種々のタスクを通じて英語を産出させるタスクが充実している。

「問題集」と毛色は違うが、今井先生著「英語力が飛躍するレッスン」も、タスクの方法論を学ぶ上では有用である。

いずれも今お世話になっている本である。職員室のJacquesの机横の担当箱所蔵となっている。
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by jacques_southhill | 2010-03-05 00:25 | 英語教育一般 | Trackback | Comments(0)
2010年 02月 21日

【雑記】英検面接官

今日、久々に英検の面接官を担当しました。いつもは実施委員として試験の運営に携わっていましたが、今回縁があったもので。

担当したのは準2級と3級。詳細はここに記すにはちょっと早すぎるので、また後日にします。

英語の試験全般に言えるのかもしれませんが、求められているのは瞬発力だと思います。質問に対する応答などはその最たるものです。知識が瞬発力の土台となるようトレーニングしていく必要がありそうです。質問を発し答えがすぐに返ってくるのは非常に気持ちがよいものです。久方の面接官業務を通して、新たな気づきがJacquesにもたらされました。

実施委員の先生方も若いながらそつなく仕事をこなしてくださいました。この場を借りてお礼申し上げます。またお誘い下さい。
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by jacques_southhill | 2010-02-21 20:59 | 英語教育一般 | Trackback | Comments(0)
2009年 11月 05日

【雑記】バランスとは?

今日の授業は英Ⅰ×1+英構×2。英Ⅰの授業は指導主事訪問付き。前時のボキャブラリレビューから始まり、関係詞whoを扱う。生徒も比較的上手く動いてくれた。

指導主事訪問に関わり合評会が行われた。そこで話題に出たのが、inputとoutputのバランス(中間段階にintakeがあることには触れられなかった)。何でもそうであるが、バランスを取るのは極めて難しい。一こまの授業でバランスを取るのか、中期的なスパンの中でバランスを取るのか、1年間でバランスを取るのか、3年間でバランスを取るのか。

バランスを論じる時に出てくるのが、いわゆる4技能のバランス。R・W・L・Sのバランスを取るのはこれまた難しい。1コマだけ見ると偏っているように見えるが、長い目で見るとバランスがとれている、そんな状態が実現可能なバランスのとれた英語授業なのだろうか。

いろいろなことを考えていくための視座が今回与えられた気がする。
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by jacques_southhill | 2009-11-05 21:35 | 英語教育一般 | Trackback | Comments(0)
2009年 10月 28日

【雑記】単語をフレーズで覚えさせるとしたら

今日は学年閉鎖3日目。管理職判断の結果、明日からは学校再開が決定。とはいっても、この期間中にも新型インフル罹患者は増えている。手放しでは喜べない現実がここにある。

今日は、単語テストで使うフレーズリストを作成。今までこつこつ作ってきて、今日一気に仕上げた。

なぜこのようなものを作成したか? それは、単語テストをキムタツ方式で行うため(詳しくはこちら。ちなみに今は3周目に入る)しかも、本校が採用したのは「ユメタン」シリーズではなく、「英単語ターゲット1400」(本年度採用2年目。そうそう頻繁に採用する本を変えるわけにもいかないので、今回は手持ちの教材を少しでも近づけることで対応)。通常の単語帳は、英単語、日本語、例文の3点セットなのだが、この中に例文から抽出した覚えさせたい語を用いたフレーズを追加するべく、抜き出しリスト化した。

リスト化にあたって留意したのは次の2点
1)できるだけ短く
2)しかし、意味を損なわない程度に

例1)「3対1で勝つ」→win the game by the score of 3 to 1
by以下はなくても単語のニュアンスは伝わる。よって、by以下を削除することにした。

例2)「このプリンターに3万円を支払う」→pay thirty thousand yen for this printer
コロケーションの観点から、for以下を残すこととした。pay thirty thousand yenでも充分なのだが、後々のことを考えたら、pay ... for ~の形を定着させた方がよいと判断。

例3)「本は使われ続けるだろう」→printed books will continue to be used
ここでのターゲットはcontinue。よって、主語printed booksを削除することにした

例4)「商品をトラックで輸送する」→transport our goods by truck
by truckはなくても良さそうな気がするが、transportのニュアンスを伝えるならby truckは残した方がいいと考えた。でも正直迷っている

例5)「その作家の本は出版されている」→that writer's books are published
受動態で覚えさせるよりも、能動態の形で覚えさせた方が汎用性が上がる。よってpublish that writer's bookの形とした。

誤植等も含め、細かくチェックを入れることとする。
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by jacques_southhill | 2009-10-28 21:15 | 英語教育一般 | Trackback | Comments(2)
2009年 09月 30日

【雑記】繰り返すことの重要性

先ほど投稿した記事にも書いたが、英構で今能動態→受動態のオーラルワークに取り組んでいる。あるクラスでは、今日で3回目のオーラルワークとなった。以前よりも出来るようになっている。今まではforest intensive grammarの例文ベースだったので、次回は解答済みのハンドアウトから出題することを生徒に伝えた。

その授業を10年研に来た先生が見学された。(Jacquesはちなみに来年10年研。つまり経験年数で下。そのことを、見学に来た先生は知っているのかなぁ?)授業を見学してのコメントを見た。そこで書かれていたことがこの投稿のタイトル。

英語は特にトレーニング的要素が強い教科だとJacquesは考えている。「常に前へ」進むことが比較的重視される中で、一度扱ったものを完全に定着させるための繰り返しは確かに時間がかかる。定着には繰り返しが必要不可欠。今後も精進したい。
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by jacques_southhill | 2009-09-30 22:40 | 英語教育一般 | Trackback | Comments(0)
2009年 09月 29日

【雑記】根底に流れる思想

かれこれ15年、英語を教えている。

同じものを教えているのだが、その考え方は大きく変わってきている。

【塾講師時代】
いかに内容をかみ砕いて教えるか、いかに生徒が見やすい板書を残すか、どう生徒達にインパクトを与え学習内容を記憶に残すかに腐心していた時期。塾講師の諸先輩方は本当に綿密な「予習」をしていた。どのように導入するか。どのタイミングで何の話をするか。板書で何色を使うか(=重要とする箇所をどこに設定するか)。などなど、数え上げればきりがない。

【教員1~4年目】
塾講師での土台を踏まえ、訳読式の授業をメインに取り組んでいた時期。「読んで終わり」とばかりに消費財のように教材を捉えていた。その時に出会った同僚の先生から、リスニングの3ラウンドシステムの考え方を学ぶ。概要理解→詳細理解→行間を理解するというのがその大まかなフレームワーク。これが今の授業の源流となっている。

【教員5~6年目】
現勤務校に転勤して間もない頃。少しだけ訳読式の授業をしていた。そこで、現任校の課題を見つける。それは、「英語に関する知識はあるが、使えるような知識にはなっていない」ということだった。経験値を上げれば、もっと英語力をつけることが出来るのでは? と考え始めた時期。

【教員7~10年目】
現任校で3年間担任を務める(便宜上第一期と呼ぶ)。単に訳読にとどまらないようタスクベースで授業を行った。本校ではもう一人英語科の先生が副担として学年に入るのだが、その先生の理解のもと、やりたいように授業をやらせてもらった。つたないながらも3年間を見据えて授業を構成することが出来た。若干ではあるが、過去の生徒達と比べて模試の平均偏差値が上昇した(低学年時は)。しかし、3年のリーディングで「型」にこだわる授業(トピックセンテンス等英文の型を重視する授業)に舵を切った結果、伸びが止まってしまった。センターもそこそこの結果で終わってしまった。その頃から、「扱った英語をintakeする方向性」を模索するようになった。英語の蓄積が最終的に物を言うことに気がついたからだ。教科書をただ一度扱うだけではなく、視点を変え扱うことは出来ないだろうか。その営みを通して、生徒達の頭の中に英語を残すことは出来ないだろうか? そんな思いに解答を与えてくれたのは、北海道函館中部高校での実践だった。漠然と私が考えていたことが実際に形になっている、そして成果が現れている。そのことを知り、今担当している学年では、函館中部の模倣を行うことをもう一人のパートナーの先生に相談し、了承されて今に至る。

ゴールはあくまで「生徒達の英語力を向上させる」ことに置きたい。その結果、英検やセンター試験、GTECのスコアが上がってくればよいと思っている。数字を上げることを目的にするのではなく、結果として数字が上がればよいと思っている。英語を教える上での職人になることを目標としている私であるが、未だ道半ばである。
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by jacques_southhill | 2009-09-29 01:41 | 英語教育一般 | Trackback | Comments(0)