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カテゴリ:日々の営み(授業)( 235 )


2014年 05月 19日

【授業日誌】この頃の授業(R編)

生徒の状況を手探りで探しながら、Rの授業はようやく本課に入りました。それ以前はReading Skillを扱う部分に時間がかかってしまいました。で、考えた末にワークシートの型が固まり、授業のおおまかな流れが定型化されてきました。

この頃のRの流れ(自分がオリジナルのワークシートに落としこんでいる部分)は次のとおりです。
・教科書各セクションの新出表現のインプット
 生徒には予めリスト形式で提示
 音読練習(まず生徒自身に発音させ、違う箇所は確認しながら練習)
 覚える作業(百式英単語の方法論を参考にしています)
 ペアで確認作業
・教科書の内容のQs and As
 1セクションにつき3〜4の質問を掲載し、英語で答える
 2度リスニング(1度目ノーマルスピード、2度目85%のスピード。Mola Playerというアプリでスピードを変える)
 ペアで確認後、本文を読み解答の根拠と解答の最終確認
 全体にフィードバック
・教科書本文の音読練習
 モデル無しでペアで練習
 JTEの後についてリピート(解説を要する場合はここで実施)
 ペアでリピーティング等の練習
 0.8倍速のCDでシャドウイング
 1.15倍速のCDでオーバーラッピング
・Summary
 提示されたキーワードを用いて口頭・記述で要約
・本文の内容に沿った自己表現のためのQA
 本文の内容に関連のある、正解のない英問英答について、自分の考えを述べる
・新出表現を使った自己表現

以上の内容とセンスグループごとに区切った英文をB4表裏に印刷し生徒に提示しています。できるだけコンパクトなハンドアウトを目指し、1セクションにつき1枚としています。センスグループの下には、適宜読解のヒントとなるよる和訳を付したり、読解の際の頭の使い方を確認するために日本語を埋められるようにしています。大多数がわかるものについては日本語を極力排除したり、ヒントも極力平易な英語で出すよう心がけています。そのため、フレーズの下の日本語は最小限になっています。例えば、こんな感じです。

Famous people / often seem to have planned for success / from their earliest years. // 
                          しばしば成功を(   )かのようなところがある  (    )から
But some people have followed / a different road to success.//
たどる者(      )
Steve Jobs, / who started Apple, / is one of those / whose road to success has had many turns.
 =Steve Jobs started Apple.  Successful people have had many turns(=turning points). He is one of them.


生徒たちも少しずつ変わり、食らいついてくるという姿勢で授業に参加している様子が見えるようになりました。できるだけ問いかけ、生徒に頭を使ってもらう流れは変えずに進めています。
 

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by jacques_southhill | 2014-05-19 21:31 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(2)
2014年 05月 08日

【授業日誌】gradual but steady change on my students

英語での授業を恐らく受けたことがないであろう生徒(3年次生)たちに、英語でこちらが話しかけ、英語でのアウトプットを求める授業を始めてから1ヶ月が経ちました。最初は戸惑いながら取り組んでいた生徒たちですが、本文の内容をこちらがパラフレーズ(より平易な英語に)して伝えたり、アウトプットをすることにも慣れてきています。面白いのは、その変化の表れ方。右肩上がりに慣れ続けていったというよりは、ある日突然、格段にできるようになっているという手応えが伝わってくる感じです。「えっ、慣れてきてるじゃない?」という感じです。何より、理解度が表情になって現れているのが心強いのです。今後の課題は基礎基本の徹底と、アウトプットの即時性を高めていくことです。

英語を発話させる授業は、やはり生徒も教員も慣れがものをいうのだと実感しています。できないことは

追記:率直にダメ出しし、できていることは心底褒めています。今日は発音がきれいな生徒を褒めました。その生徒、うれしさ全開の表情でした。心の底から言葉を発することの大切さを再認識しています。



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by jacques_southhill | 2014-05-08 21:55 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2014年 04月 28日

【授業日誌】授業の型を作る日々

新しい学校での授業も3週目を迎えました。今年担当するのは3年次生。すなわち、高校での2年間の学習歴がある生徒たちなのです。こちらも手探りで日々の授業を進めています。手探りの中から、生徒の英語力を伸ばすための授業を構築する手がかりを得ることに腐心している状況です。

そんな中で見えてきた生徒たちの強味と弱味。まとめると概ね次のようになるだろうか。

【強み】
地頭がよい→短時間で語いを覚えるなどの瞬発力はある。
少ないヒント(あるいはノーヒント)で問いに対する答えに気づくことができる

【弱み】
自信が持てていない→音読をさせても前任校の生徒たちよりも声が小さい
音声に対する意識が弱い→コーラスリーディングでは英語らしく読めるが、個人で練習させるとカタカナ読みになってしまう→リスニングが弱い
頭のみで英語を勉強している→上述の音声に対する意識とリンクするのだが。

1ヶ月で見えてきたこれらのことを適宜生徒たちにフィードバックしています。最終的には英語でのアウトプットを求めるつもりなので、徐々にその要素を授業の中に織り込んでいる最中です。Wの授業ではキーセンテンスを加工し、(Doing something) is the key to (doing something)[←生徒には(  )内を自分の言葉で補わせる]とフォーマットを与えアウトプットの練習をしてみた。地力があるので、こちらも膝を打つような返答が出てくる。私が最も唸ったのが、Knowing me is the key to knowing others.という生徒の返答。なんとも哲学的です。アウトプット型、もっと言うと新たな教員との授業には生徒たちの慣れが必要不可欠です。生徒に慣れてもらいつつ、生徒の英語力が伸びるような授業展開を模索する旅はこれからも続いていきます。

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by jacques_southhill | 2014-04-28 17:59 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2014年 04月 22日

【授業日誌】音読しながら問いかける授業

授業が始まり早2週間。こちらは試行錯誤しながらですが、互いに慣れてきている様子を肌で感じています。

Rではリーディングスキルを扱っています。タスクをシンプルにしたハンドアウトを作成し、生徒に演習してもらっています。こちらが説明する割合を少なく、生徒が頭を使う割合を多くをモットーに構成しています。タスクは教科書掲載のもの+英英辞典による定義のみにしています。小テストを毎時間行う方針で進んでいるので、教科書の進みは遅いのですが…。

説明の際は英語でパラフレーズすることを心がけています。生徒も慣れてきているようです。もともと、前任校よりも知識量がある生徒たちです。こうした積み重ねで生徒たちが覚醒してくれればいうことありません。これからの課題は、生徒が英語で内容を伝える、自分の考えを伝える機会を少しでも増やすことです。

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by jacques_southhill | 2014-04-22 18:59 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2014年 04月 14日

【授業日誌】授業の日々、始まる

先週新学期を迎え、2週目を迎えた。授業の方も全クラス第1回目の授業が終了。

45分授業で、小テストが毎回行われ、1コマで扱うべき事柄が多い状況なので、綿密なタイムマネジメントが求められる。私も現任校の生徒ややり方に慣れ、生徒も私の授業スタイルに慣れることが効果を上げる方法と考えている。今手を入れはじめたのは、音読の際の声の大きさ。今までの授業の中で「声に出して読む」という行為が重視されていなかったのだろう。全て英語での授業はしばらく控えるが、最低限相手に伝わる音量で話せるように生徒にはなってほしい。そんなわけで、最初のハードルは「しっかり声に出す」である。

生徒たちの良い点としては、終わったあと不明点があればすかさず質問に来ることがあげられる。これは前任校ではなかなかなかったこと。ポテンシャルの高さを実感した。

3年次生の英語力を上げるために自分は何ができるか。常に自問自答しながら進んでいきたい。

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by jacques_southhill | 2014-04-14 20:09 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(2)
2014年 03月 20日

【授業日誌】今日は今年度最後の授業です

今日は今年度最後の授業が2コマ。

今まで以上に学習しなければならない(学習させる)ことをメインに授業を構築した1年だった。学習に対するコミットメントが高まらないと、どれだけ良い授業をやってもその場限りになってしまう。家庭学習も含めた学習のサイクルを構築することに腐心した。SSの学習状況リサーチでは、自分が担当している自然クラスでは概ね学習方法が定着してきている様子がうかがえた。

昨日の授業の某クラスは今年度最後の授業。例文の音読練習をしてくる課題を課した。少し聞いて、彼らが一生懸命やってきた様子が伝わってきた。そうした好ましい変化が人を大きく成長させるきっかけになるのだと強く思った。おかげで穏やかな気持で授業を締めくくることができた。

新年度に向けて考えなければならないことがたくさんある。真摯に向き合い、方向性を見出したい。

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by jacques_southhill | 2014-03-20 06:46 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2014年 02月 11日

【授業日誌】L→R、S→W、ぐるぐる

タイトルはこの頃の授業の流れをキーワードで表したものです。

一つ目のキーワードL→Rについて。私は授業でいわゆる「予習」は課していません。ここで言う予習とは、訳して単語を調べる形式の予習のことです。生徒が初めてその題材に触れるときには、必ずリスニングから入るようにしています。1レッスン分のT/Fを聞かせ、ペアでTかFかを相談させながらとりあえずの答えを決めさせます。その後生徒は本文を読み、T/Fの根拠となる箇所にアンダーラインを引きながら自分たちの答えを確認していきます。最終的にはクラス全体で確認します。時間があれば生徒にWhy?と問いを投げかけ、解答の根拠も確認します。

二つ目のキーワードS→Wは、まず言わせてその後で書かせる流れを作ることを表します。文法のワークブックだろうと、和文英訳だろうと、ディクテーションだろうと、このことを意識しています。W→Sだと、生徒はスピーキングではなく読み上げになっています。「言えることは大概の場合書ける」と生徒に伝えながらやっている。ペアワークで口頭練習し、生徒と一緒に答えを確認し、さらに口頭練習させ(時間がないときはこの部分は短くなるのだが)、その後書かせます。スペルなんかもペアで確認させます。

最後は、「ぐるぐる」です。靜哲人先生が実践している方法ですが、あの手この手で授業に入れ込んでいます。どのような分野(語い、和文英訳、音読、スピーキング活動など)でも入れ込むことが出来ます。今のところは、制限時間を決めて、言えた生徒から着席させ、立ちっぱなしの生徒に再びテストを行っています。

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by jacques_southhill | 2014-02-11 21:34 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(4)
2014年 02月 05日

【授業日誌】リスニング指導 Wed, 05/02/14

久々の授業日誌になります。今回は今年後半でやっているリスニング指導について書きます。

リスニング教材(voice1)を使って概ね次のような流れでやっています。
1.発音指導
 子音・母音を取り上げて練習できる構成になっているので、そのページを扱います。一つ一つの音に対し、口の使い方と説明書きがあるので、生徒はペアワークで練習します。モデルCDも聞かせます。その音が使われている語も数例挙げられているのでそれらも練習します。
2.ディクテーション
 学習している音を含む英文を聞き取り空所を埋めるタスクがあるので、やらせます。ただし、すぐには書かせません。2度聞けるようになっているので、2度聞いたあとにリピートさせます。リピートしたあとで空所に語を記入させ、ペアで確認させています。音で認識したものを文字に起こさせる流れです。
3.Task部分の演習
 時々スピードを変えて行います。2回聞けるので、最初は1.25倍程度で聞かせ、2回目は1.0倍で聞かせます。答えを確認しながら演習します。そして解答。生徒に理由を聞くと良いのですが、時間の関係で省略しています。ただし、ペアで確認をさせています。ペアで答えを確認する仕組みにすると「なぜその答えなのか」を解説してくれるようになります(そう仕向けているのですが…)
4.ディクテーション
 年度前半は授業内でやります。タスクを行った次の時間にやることがほとんどです。この頃は家庭学習に回します。宿題にし、何度でも聞いて良いことと自分のペースで一時停止して書き取って良いことを伝えています。週をまたいだ宿題にするように気をつけています。この時点では生徒はスクリプトを持っていません。耳だけが頼りです。
5.ディクテーションの答え合わせ
 スクリプトを配布し、答え合わせをその場でさせます。こちらがノートを集めなくても、机間巡視と採点の様子の観察でやっているか否か一目瞭然でわかります。基本真面目な生徒が多く、やっていないと答えを書くのに忙しくするからです。

時間があればリピーティングさせたいと思っていますが、時間との相談でやったりやらなかったりです。また、リスニング教材は短いので、暗唱させてペアで発表というのも初期段階ではやっていました。聞いて理解できることを入口に組み立てています。高校入門のリスニング教材は発音指導の素材として最適だと思っています。発音練習の中で子音の音が作れなかったり、語尾がフェードアウトした場合には繰り返し何度も発音させます。

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by jacques_southhill | 2014-02-05 22:16 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2013年 11月 26日

【授業日誌】Fri, 22/11/13 パフォーマンステストに見る生徒の成長

先週金曜日の話になるが、第3回目のパフォーマンステスト(以下PMT)を実施した。コミ英Ⅰのレッスンの内容が「ユニヴァーサル・デザイン」だったので、ペアでUD製品を紹介するスキットが課題となった。生徒はそれぞれUD製品をB4の紙に描き、それを持ちながら(当初は黒板に貼っていたのだが、生徒が絵の前に立ち絵がほぼ見えなかった)スキットを演じた。

惜しかったのは、UDなのかバリアフリーデザインなのか、それとも両方に分類できないものを例として挙げている者がいたことだ。本文の内容がイマイチ理解しきれていない様子を見て、改善の余地を感じた。

しかし、教室に入った瞬間に成長の跡が見られた。ペアで練習に向かう姿が多く見られた。ペアだと相手に迷惑をかけまいと生徒たちは頑張るのだろうか? 以前は練習不足のままで本番に臨む生徒が多く、その度に釘を差していた。最初から気分よくテストに臨むことが出来た。

本番でも成長の跡が伝わってきた。声の大きさである。普段はゴモゴモしゃべる生徒も、必要十分な声量でしゃべっていたのだ。コミュニケーションを成立させるためには、距離に応じた必要十分な声量が必要。少しでもそのことが伝わってくれたようでホッとしている。

振り返りのコメントでは、上位層とその他でコメントの質が顕著に異なるのが発見だった。上位者ほどよく取り組んだ旨の記述等前向きなコメントが多く、中下位層では練習不足や、緊張して英文が飛んだなどのコメントが多かった点だ。いくつか特徴的なコメントを紹介したい。


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by jacques_southhill | 2013-11-26 07:18 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2013年 11月 14日

【授業日誌】Thu, 14/11/13 研究協議会を受けてマイナーチェンジ

先日の研究協議会での授業公開を受けて、授業の細かいところをマイナーチェンジしてみた。

具体的には
・生徒の発話を板書に残す
・生徒からさらにコメントを引き出す
・(指摘は受けていないが)次の発言者を前の発話者(生徒)に決めさせる

生徒の反応が変わりました。ちょっとのことで授業がより活性化することを実感しました。他の意見に耳を傾けることの重要性を改めて実感しました。

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by jacques_southhill | 2013-11-14 17:26 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)