カテゴリ:日々の営み(授業)( 235 )


2013年 06月 13日

【授業日誌】考査で授業の振り返り Thu, 13/06/13

考査の採点も半分くらい終わった。

採点中は悲喜こもごもだが、冷静になるとここまでの授業の振り返りをしている自分がいる。

苦手な生徒ほど例文の定着が思わしくない。一般動詞の疑問文とbe動詞の疑問文の区別ができていない生徒も多い。一方で関係副詞まで範囲に含めたのだが、しっかりと理解をしている様子も見受けられる。標準偏差が極めて大きい考査となった。

これを「能力の差だ」「苦手だから仕方がない」と一言で言ってしまえばすべてが終わってしまう。こうした生徒たちの力を引き上げるために知恵を絞りたい。

まずは、授業内で例文を定着させる活動を充実させる。中学校の学び直しもどこかで仕組まなければならない。学習に対する意識改革も迫らなければならないだろう。越えるべき山は大きそうだ。
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by jacques_southhill | 2013-06-13 21:00 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2013年 06月 12日

【授業日誌】コミ英Ⅰ 初めてのスピーキングテスト Tue, 11/06/13

今日は出張で不在の先生の分を含め、コミ英Ⅰの時間で3クラス分のスピーキングテストを行った。

出題内容は次の通り。生徒には事前に準備させることを狙い出題内容を提示した。

1.教科書で学習したLesson1つ分のうち、1パートの音読
2.自分に関する4つの情報を含めた自己紹介とJTEからの質問に対する返答
3.教科書のLessonのテーマに即したものとして、「自分にとって特別な日とその理由」とJTEへの質問

1時間で評価する人数は25名程度。思いの外時間がかかったが、今後の指導に向けた手がかりがつかめたり、生徒の意外な一面を知ることができたので、教科指導上も生徒理解上も有益だった。

【良かった点】
・事前の準備に概ね時間をかけることができていた。自己紹介のタスクでは、4つ以上の情報をちりばめ1分以上自分について話す生徒が半数程度いた。また、自分にとって特別な日について理由を含め説明するタスクでは、論理的にしっかりした構成で話す生徒が思いの外多かった。また、学習した文法事項(関係詞)を使おうとする姿勢や、関係副詞を正しく使いMy special day is my birthday. This is the day when I was born.と表現する生徒も予想以上に多かった。授業でやったことを自分自身の文脈で正しく使えている様子が見られたのは収穫。親元を離れ一人下宿している生徒がその思いをmy special dayのお題に据え、単文を積み重ねながら自分の言葉で英語で話している様子を見て感動した。

【今後に向けて】
・教科書の音読指導に比重を置く必要性を感じた。昨年の1年次生に比べ、音読にたどたどしさを感じさせる生徒が多かった。授業では子音の発音を重点的にやっているので、実際の本文でもそれを意識させること、授業はもちろん家庭での音読練習を充実させることを当面の指導の軸に据えていきたい。また、語尾をはっきり読んでしまいカタカナ発音になってしまう生徒も多かった。リエゾン等音声面に注意してCDを聞いて真似るサイクルを生徒に確立させたい。また、1パートを読むのに2〜3分かかる生徒が多数いた。遅めのCDに合わせて読んでも1分少々で終わることを考えると、明らかに時間がかかりすぎである。
・時間の制約がある中で、1コマでスピーキングを評価するための効率的手順を研究する必要がある。今回は音読・自己紹介・JTEからの質問への返答・特別な日の説明・JTEへの質問と5種類を盛り込んだテストとなった。精査するか分離するかを考える必要がある。

計画通りには進まなかったが非常に有益であったことだけは自信を持って言える。
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by jacques_southhill | 2013-06-12 00:36 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2013年 06月 10日

【授業日誌】やるべきことはやれ、型を意識せよ

毎年1年次生を担当すると、必ずぶつかる壁があります。それは、学習に対する姿勢の指導。やってくるよう指示をしていることに対する取り組みが甘く、やればできることに時間をかけていない。姿勢の甘さについつい投げかける言葉も厳しくなる。学習に対する甘さを見過ごすと、その後の学習につながらない。やるべきことはきっちりやり切る、という気持ちと行動が必要なのです。お手軽な抜け道はないのです。今週は定期考査が行われるが、そうした意味での洗礼を受ける生徒がそれなりに出るだろう。

一方で「参考書をよく読んでないでしょ」というレベルの質問を越え、深く理解しようとする質問をする生徒もいる。考査1週間前の放課後は質問を受け付けるべく廊下を巡回。多くはないが、根本を理解しようとする鋭い質問もあり、こちらが勉強になる。

生徒の質問や学習の仕方から参考になったこと
◯関係代名詞whoseはどのように使うのですか。
日本語と英語の表面上の対比からはわからない根本に迫る質問。
I sing a song whose melody I like. 私はメロディが好きな歌をうたう
この2者の単純な対比からはわからない「中間の日本語」を生徒に示す。
「私は歌をうたう→そのメロディを→私は好きだ」
英語から考えチャンクごとに意味を理解する。その中で出てきたwhoseの意味。そのように参考書の例文を読み砕くことでwhoseの用法を理解してくれたようだ。

◯関係詞を扱っているのだが、もとになる短文を与え、それを組み替えることで関係詞節ができることを強調し授業を行った。
例えば、I live in the city.という文を提示し、「私が住んでいる市」という句を作らせる(可能な形は全て作らせる)。生徒は元になる短文をthe cityからなぞりはじめ、inまで戻って名詞+関係詞節を組み立てる。勉強になった。そういう提示の方法があったな、と。それで早速今日の授業で実演。これで、thatやwhichや「ゼロ関係詞」の時には必ずinが必要だが、the cityが場所を示す語句と捉えwhereを使うときにはinとは言ってはいけない、という説明ができる。Whereを使った疑問文で前置詞が出てこないことと合わせて生徒に提示。
ちなみに、これを使うと目的語から始まる場合は関係代名詞は目的格を使い、主語から始めるときには動詞の前で一呼吸置き、主格の関係代名詞を補い読み続ける、という指導もできる。生徒が出来そうな表現から拡張していくことを狙っている。省略の可否も一発で説明がつく。

一方で、形を与え和文英訳を主に授業を進めていくと、真似るべき型を真似ることが出来ずつまずく生徒が出てくる。「型をまねて英語で表現していく」ことで文法を定着させたいので、「まね」ができないと致命傷となる。型を学び、たくさん表現していく、という流れの中で学ぶことが大切である。周囲の生徒は言えている中で、その発表から学ぼうとしていない、教えを取り入れようとしない姿勢はやはり指導すべきと考える。

今回は英語構文のテストを作った。ハンドアウトで学習した内容満載である。「テストは簡単ですか?」と聞いた生徒には「きちんとやっている人には簡単だけど、やっていない人には難しいよ」と一般論を伝えておいた。例文をしっかりクイック・レスポンスできること。例文との類似性を見つけ応用することを求める出題とした。果たして、どうなることやら???
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by jacques_southhill | 2013-06-10 22:21 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2013年 06月 02日

【授業日誌】既知を増やす、既知を使う

生徒が英語を話そうとするとき、どうしても日本語訳から入り、言いたいことがわからずスタックしてしまうことがある。

そこで、状況を与えメッセージを英語で伝えることを主眼に置いて次のようにしてみた。

あなたは吹奏楽局員で、Jacqeusにチケットを売りたいと思っています。どのように英語で言いますか?

ペアでブレインストーミングを行い、その後クラス全体に発表。

知っているもので何とかなることを体感してもらった。

言うまでもなく、「知っている・使える」ものを日頃の音読練習や暗唱で増やすことも忘れてはいけない。これからの定番活動になる!?
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by jacques_southhill | 2013-06-02 07:43 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2013年 05月 22日

【授業日誌】初の単語テスト/語彙定着のための方策 Tue, 21/05/13

今日は本校恒例行事の英単語テスト(1回目)

今年の1年次生が使用している単語帳は「EG3000」である。語彙定着を最優先課題としているので、中学校で学習した単語が7割を占める単語帳を採用している。

以前であれば「やっておけよ〜」で何とかなったのだが、今の生徒達(特に高校に入学したての)はそうはいかない。ものを覚える耐性が非常に低い。しかも、書けない。良くも悪くも全国平均の本校の様子である。

「生徒が英語を使う授業」が成立するための最低条件は、生徒が必要とする語彙を使えるレベルで知っていることである。汎用性が高いものが多い中学校既習語のマスターは必須である。本校でも、本文の予習は課していないが、単語帳に毎日触れることを強く押している。しかし、付け焼刃の学習で片付けようとしている生徒が多い。

そこで、授業内での帯活動に位置づけている。
・最初は聞いて意味が想起できるかどうかをチェック表を使って確認。
・単語を聞きながら綴りを空中でスペルアウト。
・英語→日本語/日本語→英語でのアウトプット(単語帳を見て/単語帳を見ないで)
・再びチェック
・適宜ノートに書き取りの課題を提示
・一段落したら例文の音声を聞き意味がわかるか確認
・音読練習
・CDとオーバーラッピング

と、1ヶ月同じ120語程度の学習を行うのである。復習は単語帳を家で学習すること。隙間時間でも学習可能なのである。「1回あたりの時間は短く、しかし長期間で」をモットーとしている。本当ならば、単語帳の語彙を用いて自己表現まで持って行きたいが、それはもう少し先の段階になりそうだ。

入学時の成績にかかわらず、コツコツ取り組んでいる生徒は結果を出している。これが生徒全体に波及するように策を練り実行に移したい。なお、この手法は大部分を木村達哉氏の実践を元にしている。
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by jacques_southhill | 2013-05-22 00:00 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2013年 05月 13日

【授業日誌】スキットづくりとTT Mon, 13/05/13

今日は英語構文でのまとめのタスク(スキット作成)と今年度初のTT。

スキットの課題は、「有名人のインタビュー(架空でよい)を作成する」というもの。3つの質問と返答を英語で表現してもらった。前時の後半にスキットを作成してもらい、家で見ないで言えるまで練習をしてもらったあとで、今日発表に至った。私が1つ1つのパフォーマンスをチェックした。登場した人物は、担任の先生から、北野武氏、さらには林修氏と1つもかぶりがなかった。間違いを含む英語があったものの、概ね機能した。How many~等名詞とともに使わなければならない疑問詞も使っていた。もちろん、間違っていたものをそのまま放置するわけではなく、生徒が書いたスクリプトを回収し1枚ずつフィードバック(といってもペアワークなので、ペアで書いてある英文は同一。だから添削した僚は通常の半分なのである)。次回からは関係詞に入っていく。「中学校の復習だよ〜」と言って予習用のハンドアウトを配る。疑問詞から関係詞に、という流れは理にかなっているかもしれない、と授業をやって思った。関係詞の大部分は疑問詞だからである。

以前のエントリーでTTの方法を悩んでいることを投稿したが、今年度はALTに50分任せる流れで進めている。JTEがアシスタント、といった風情である。今日のクラスは上位者クラス8名。アットホームに授業は進んでいった。ALTに関する質問の答えを用いたビンゴ、意味順を使った自己紹介文の作成がその内容。クラスサイズはやはり小さいに越したことはないのだろう。
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by jacques_southhill | 2013-05-13 20:46 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2013年 05月 07日

【授業日誌】BGMとともに音読&英問英答1ヶ月 Tue, 07/05/13

連休明け、当地は未だ冬模様です。雪が降り積雪状態になるなど、春とは名ばかりな状況が今週いっぱい続きそうです。

BGMは2〜3年前の授業では頻繁に使っていた手法ですが、このごろ復活させました。

十分にリピートやコーラスリーディングをさせたあと、生徒に "Read louder than the back ground music."と言いながら音読させています。なかなか自力では大きな声を出せない生徒たちも、BGMがかかっていると大きな声で読めるようです。「英語を話す授業」を構築していく中で、コミュニケーションに支障が出ない程度の声量で相手に話しかけることは大切なことだと思っています。ちなみに選曲は完全に趣味です。生徒が知らないJazz Funkがあったり、ビフォーアフターの番組中の挿入曲だったり、きゃりーぱみゅぱみゅの「にんじゃりばんばん」だったりします。以前はBBC Newsのカウントダウンや道内FM局のNEWSのBGMなんかも使っていました。

BGMには活動時間を知らせる役割をもたせることができます。例えば"Finish before the song ends."と言うとタイマーの役割を果たしてくれます。

高校の英語の授業が始まって一ヶ月。少しずつ生徒も英問英答に反応できるようになってきました。特に男子の中に食いつきが良い生徒が出始めました。次は女子です。性差ではないのでしょうが、指名をしないで質問に答えてもらうと、積極的に発言するのは男子のほうです。女子は同年令であれば男子よりも大人びている傾向があります。慎重なのかもしれません(全体に指名する前には必ずペアで練習させます)。でも、生徒に慣れてきている様子が伺えます。まだまだ道半ばですが、生徒も英語を話すことを経験しなければできるようになりません。生徒の成長の様子に思いを馳せながら日々の授業を行なっています。
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by jacques_southhill | 2013-05-07 21:31 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2013年 04月 21日

【授業日誌】高1生に英語で授業 Sun, 21/04/13

今日はこのところのコミ英Ⅰについて。

大方の生徒が「英語の授業は英語で」行われることを理解しています。最初の授業こそガイダンス機能も兼ねるので日本語を半分程度混ぜて行ったが、2回目以降は8割〜9割英語で授業を行なっています。このところ気をつけていることは…、

1)Classroom Englishをリストにして最初に配布し、「生徒が使う」クラスルームイングリッシュをある程度覚えさせる(2回目以降は手元に置かせ随時参照させています)。
2)わからなかった場合、何回か手を変え品を変え言い換える。
3)ペアで学習する形態を基本とし、わからない場合にはわかっている相方に説明させる。
4)全員がわかっていなくても、生徒は見よう見まねで活動を始める。そのような状況になるまで、英語で指示を繰り返す。
5)生徒のスピーキング活動では、テンプレートを与える。
6)授業内でJTEに話しかけるときには、英語で話しかけさせる。

今重点的にやっているのは、単語帳の語彙をしっかり例文レベルまで覚えることです。毎時間帯活動で月例単語テストに合わせ、全範囲を触れさせています。生徒にも予習・復習は単語帳のみとしています。中学校レベルの語彙が7割を占める単語帳を、まずはしっかり定着させたいのです。じんわりと英語に慣れさせて、学習法を伝えることが当面のテーマです。

追記:先週金曜日の授業中に震度1の地震が発生しました。私がThe earth is movingと何回か言うと、壁掛け時計をさしてThe watch(clockが正しいのは言うまでもない)is movingと言う生徒が登場しました。小さなことかもしれませんが、こうした生徒の姿勢を大切にしながら日々授業をしたいと思います。
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by jacques_southhill | 2013-04-21 17:23 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2013年 04月 15日

【授業日誌】例文の暗唱から始まる授業 Mon, 15/04/13

今週から1年次生の授業も本格スタート。

昨年度の経験から、文法の授業(本校では学校設定科目で開講)は学習範囲の例文暗唱と参考書のポイントについての質問(読めば必ずわかるもの)を予習としてハンドアウトに示している。この授業ではリスニング教材(Voice1)もあるので、それも合わせて授業で扱う。今日の授業は次のような感じで進んだ。

Voice 子音の発音(今回はs, z 他2つ)について(CDの音声+テキストの文による説明と絵による図解を意識し練習)
文法 「文の種類に関わる例文暗唱テスト(ペア活動。テストと称しているがアウトプットの機会)+参考書のポイントの確認(一斉)」

子音の発音の所で時間をかけすぎたため、文法が若干駆け足で進んでいった。生徒たちには結果を提出させたが、初期の授業ということもあって、半数ほどの生徒が全て再生しきった。参考書を読んで理解し英文を覚えていく活動を続けていくことで、望ましいとされる学習習慣が形成されることは昨年度経験した。自律的学習者を育てるためには、文法の参考書を正しく読んで理解できる言語力が必要である。参考書を正しく読めることは、(大学に)進学したあと論文を読むときに必要なスキルの一つになりうると考える。また、この時期に「覚え方」を体得させ、今後の学習につながるよう教える側としては配慮して行きたい。
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by jacques_southhill | 2013-04-15 20:50 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2013年 04月 12日

【授業日誌】Thu, 11/04/13

1年生の授業が本格的にスタート。
まずは英語構文から。

【内容】
1)ガイダンス(資料を配布し大事なところにアンダーラインを引きながら黙読)→質問の受付
2)昨年の1年生のスピーキングテストの動画(iPadで見せたので生徒にとってはリスニング)→適宜内容に関する質問をしながら生徒とのインタラクション
3)予習の体験(疑問文から扱う。参考書を見ながら例文筆写→Read & Look upで10回ほど音読練習→参考書の内容に関する質問に答える)

初回なので適宜日本語をおりまぜながら授業を進める。じんわりと授業のやり方に慣れてもらうこともオリエンテーションの目的。こちらからの指名は極力控え、生徒の発話を待つ(命名、笑点方式)。間をも愉しむ授業になりそうだ。
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by jacques_southhill | 2013-04-12 04:58 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)