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2013年 02月 27日

【雑記】嬉しい一言

今日、3年生のとある生徒が書いた「受験体験記」のコピーをその生徒の担任の先生から頂いた。その生徒は12月半ばに担任の先生に促され、私のところにセンターの添削指導を願い出てきた生徒である。ここに至るまで一度も教えたことがない生徒であった。

要約すると次の通り。
私のところに添削を申し出るかどうか迷ったけれど、すでに始めている生徒から「厳しいけど効果あるよ」と言われ、意を決して願い出た。30〜40点伸びた。(中略)ありがとうございました。
(補足)知っているべきことを知らなかったり、ちょっとでも妥協している様子が見えると、容赦なく罵声が飛びます。その代わり、できていると褒め言葉が飛びます。

担任の先生が私の机上に文章を置いてくれた気遣いに感謝に意を伝え、その最中にホロッと泣きそうになった。この生徒は一伸びするために自身をわざわざ厳しい環境に身を置いた時点で、スコアアップが約束されていたのかもしれない。もっと言えば、たかだか数週間の添削指導でスコアアップするほど大学入試は易しくない。添削指導は彼女にとってちょっとした「刺激」に過ぎなかったのだ。それ以前の取り組みがあってこその添削指導である。
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by jacques_southhill | 2013-02-27 22:03 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
2013年 02月 26日

【書評】キムタツ式…パワフルメソッド

c0206356_0242584.jpg数年前に札幌のセミナーでお話を伺ってから、自分の教科指導の指針としている先生の一人となっています。

学習法に関する著作「ユメ勉」は自分で購入してリファレンス用としたり、英語に伸び悩みを感じている生徒に貸し出して読ませたりしました。6年間(中高一貫)の指導のポイントが比較的詳しく書いてあり、3年間(または6年間)というスパンでどのようなことを著者が意識して指導に当たられているのかが伝わる本でした。

今回取り上げたこの本は、学習法に関する著作としては2作目ということになるのでしょうか? キャッチーなタイトルがついていますが、お手軽な方法論を論じた本ではありません。この本を読んでみるとスコアアップの更に先を見据えていることがわかります。「単語」「文法」「リスニング」「スピーキング」「リーディング」の学習法が詳しく書かれていますが、特に重視されているのは前半の3項目です。骨太な英語力を生徒につけさせるためには避けては通れない項目であり、学習者も指導者もある種の忍耐が必要なステージのように感じます。覚えるべきものをしっかり覚えさせ、使わせる。大事だからこそ授業でしっかり面倒を見る(あるいは授業で確認する仕組みを作る)。

詳しい書評は某書籍販売サイトに多数出ていると思われますので、現場目線で感じたことを書かせて頂きました。ちなみに自分は、大切なところにフリクションボール(蛍光ペン)でハイライトし、自身の指導に落としこむ準備をしているところです。
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by jacques_southhill | 2013-02-26 00:01 | 書評 | Trackback | Comments(0)
2013年 02月 18日

【英語教育一般】第3回レイター養成講座

先々週の話になりますが、札幌で行われた会議に出席しました。

講師の先生は今年度より指導主事としてご活躍の先生。指導主事になられて間もないこともあり、現場での実践を踏まえた話には非常に説得力があった。文部科学省作成のDVDでもその授業の一端に触れることはできるのだが、自分はDVDに収録されている授業が成立するまでにどのような指導経過をたどっているのだろうか、ということに興味がある。そうしたことを考えながら講演を聴くのが非常に刺激的であった。また、生徒が聴く必然性を活動の中に入れ込むことの重要性も痛感した。「生徒は自分の発表の準備を行なっていて、他者の話は聞いていない」という説明を講師の先生がされていたが、生徒の発話を引き出す授業では避けては通れない課題である。

そう考えて自分の授業を振り返ってみると、まだまだ至らないところが多い。受容できる英語を広げつつ、発信できる英語も増やし、4技能をシステマティックに強化する仕組みを構築したい。

また、この日は青森県の先生方が参加されていた。自分も山形県に視察に行った時に偶然公開授業に参加する機会を得たのですが、北海道内だけではなく他府県の取り組みにも学ぶところは多々ある。情報交換できたことが嬉しかった。
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by jacques_southhill | 2013-02-18 21:23 | 英語教育一般 | Trackback | Comments(0)
2013年 02月 04日

【授業日誌】今悩んでいること。

今、悩んでいることがある。

それは、英語Ⅰで生徒に発話させる授業を展開するときにALTにどのように関わってもらうか、という点について。

本校ではALTが常駐している(といっても、週に2日は管内の他高校で授業を行う)。OCを開講していないため、英語ⅠでALTとのTTを実施している。頻度は3週間に1度程度(2クラス3展開のため)。
JTEが英語で発話を促し生徒に発話させるのだが、ALTが授業にいる必然性を見いだせずにいる。

どうしたものか??? なお、悩みはALTの力量とは全く関係がありません。幸運なことに本校のALTは非常に能力が高い方です。
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by jacques_southhill | 2013-02-04 20:26 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2013年 02月 02日

【雑記】連絡協議会

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 今年度の「英語力を強化する指導改善の取組」の連絡協議会に出席した。全国から指導主事の先生方、研究主任の先生方約200名が文部科学省に集まり情報の交換を行った。
 道府県教委からの発表では、北海道のイングリッシュキャンプ、滋賀の中高連携、茨城のディベートの取組事例が紹介された。午後はグループディスカッション。各校の取り組みについて質疑応答。これが一番有意義だった。
 最後は文科省向後秀明氏から実地調査の報告と来年度以降の動きについて。肝心なところは現場に委ね、現場のやり方が満足いくものでなければダメ出しをする。この図式、どうにかならないのでしょうか? 文科省で英語教育改善の舵をとっている方々(そして指導主事の方々)の新課程に合わせた授業をぜひ見てみたい。授業を語るには実際の授業を見るのが一番手っ取り早いのではと思った。
 一方、氏の発言の中でそのとおりだと頷いたこともあった。一つはW→SではなくS→Wの流れを意識して言語活動を構築すべきだという考え。日本人は完璧に(といっても完璧ではないのだが)スクリプトを書いてからでないと話し始めることができない傾向がある。即興性が今後の言語活動のキーファクターの一つとなるのはそのとおりだと思う。「頭を揺さぶる質問」という言葉が氏の発表にあったのだが、ただ単に本文に書いてあることを辿る質問ではなく、理解を深め思考を深める質問が重要だとする主張は傾聴に値する。
 どのような実践が行われているのかを広く発信することは重要である。その点から、今回の連絡協議会は有意義だった。同じ道府県にいながら、他校の実情は中々わからない。横のつながりは非常に大切である。
 来週は札幌で第3回レイター養成講座である。今回のテーマは英語表現Ⅰ。本校では次年度は導入しないが、英語教育全般に関する視座を得てきたいと思う。

ちなみに写真は会議で頂いた46道府県分の報告書。その厚さ10センチほど。全部に目を通してみよう。
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by jacques_southhill | 2013-02-02 10:29 | 雑記 | Trackback | Comments(0)