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2013年 05月 27日

【英語教育一般】座談会に参加して

先週土曜日に、英語教育に関する座談会(主査と先進校教員と私の計3名)に参加させていただいた。ちなみに私以外の2名は、本校での研究指定のスーパーバイザーを務めている方々である。この記事は9月発行予定のB社リーフレット「学習到達目標から指導・評価を考える(仮称)」の記事となる予定である。

座談会のテーマは概ね次のとおりである。
1.「英語による授業」について
2.目標→指導→評価が一体化されている実例について
3.今後目指すべき英語指導の方向性について

テーマに関連することからテーマから発展した内容まで、2時間の座談会は休憩を挟むことなくあっという間に終了を迎えた。最も印象に残ったのは、担当の方から「今後どのようにしていきたいか」という問いに対し、先進校の先生が言った「続けること」という言葉である。その場で思わず「意外ですね」と口にしてしまった。更に深めていく趣旨の言葉が出てくるものと勝手に思い込んでいた私。でも、実はマンパワーに頼らず一度始めた取組を継続させていくことこそが最も難しいのだと心のどこかで思っていた私にとっては、深い一言であった。私以外のお二方からは、英語教育を通して人間教育を行おうという強い意志を感じ取った。自分の浅さを思い知った。

その他、箇条書き的に
・脇道にそれることの大切さ
・コミュニケーションをとるreadinessがある生徒を見つける観察眼の重要性
・コミュニケーションしようとする生徒に寄り添おうという姿勢
・「一枚岩」な組織はなかなかないということ
・CAN-DOリスト形式の到達目標は「作った」がゴールではなく、どのように運用するかが重要だということ

続きは件の冊子で。
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by jacques_southhill | 2013-05-27 23:56 | 英語教育一般 | Trackback | Comments(0)
2013年 05月 22日

【授業日誌】初の単語テスト/語彙定着のための方策 Tue, 21/05/13

今日は本校恒例行事の英単語テスト(1回目)

今年の1年次生が使用している単語帳は「EG3000」である。語彙定着を最優先課題としているので、中学校で学習した単語が7割を占める単語帳を採用している。

以前であれば「やっておけよ〜」で何とかなったのだが、今の生徒達(特に高校に入学したての)はそうはいかない。ものを覚える耐性が非常に低い。しかも、書けない。良くも悪くも全国平均の本校の様子である。

「生徒が英語を使う授業」が成立するための最低条件は、生徒が必要とする語彙を使えるレベルで知っていることである。汎用性が高いものが多い中学校既習語のマスターは必須である。本校でも、本文の予習は課していないが、単語帳に毎日触れることを強く押している。しかし、付け焼刃の学習で片付けようとしている生徒が多い。

そこで、授業内での帯活動に位置づけている。
・最初は聞いて意味が想起できるかどうかをチェック表を使って確認。
・単語を聞きながら綴りを空中でスペルアウト。
・英語→日本語/日本語→英語でのアウトプット(単語帳を見て/単語帳を見ないで)
・再びチェック
・適宜ノートに書き取りの課題を提示
・一段落したら例文の音声を聞き意味がわかるか確認
・音読練習
・CDとオーバーラッピング

と、1ヶ月同じ120語程度の学習を行うのである。復習は単語帳を家で学習すること。隙間時間でも学習可能なのである。「1回あたりの時間は短く、しかし長期間で」をモットーとしている。本当ならば、単語帳の語彙を用いて自己表現まで持って行きたいが、それはもう少し先の段階になりそうだ。

入学時の成績にかかわらず、コツコツ取り組んでいる生徒は結果を出している。これが生徒全体に波及するように策を練り実行に移したい。なお、この手法は大部分を木村達哉氏の実践を元にしている。
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by jacques_southhill | 2013-05-22 00:00 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2013年 05月 13日

【授業日誌】スキットづくりとTT Mon, 13/05/13

今日は英語構文でのまとめのタスク(スキット作成)と今年度初のTT。

スキットの課題は、「有名人のインタビュー(架空でよい)を作成する」というもの。3つの質問と返答を英語で表現してもらった。前時の後半にスキットを作成してもらい、家で見ないで言えるまで練習をしてもらったあとで、今日発表に至った。私が1つ1つのパフォーマンスをチェックした。登場した人物は、担任の先生から、北野武氏、さらには林修氏と1つもかぶりがなかった。間違いを含む英語があったものの、概ね機能した。How many~等名詞とともに使わなければならない疑問詞も使っていた。もちろん、間違っていたものをそのまま放置するわけではなく、生徒が書いたスクリプトを回収し1枚ずつフィードバック(といってもペアワークなので、ペアで書いてある英文は同一。だから添削した僚は通常の半分なのである)。次回からは関係詞に入っていく。「中学校の復習だよ〜」と言って予習用のハンドアウトを配る。疑問詞から関係詞に、という流れは理にかなっているかもしれない、と授業をやって思った。関係詞の大部分は疑問詞だからである。

以前のエントリーでTTの方法を悩んでいることを投稿したが、今年度はALTに50分任せる流れで進めている。JTEがアシスタント、といった風情である。今日のクラスは上位者クラス8名。アットホームに授業は進んでいった。ALTに関する質問の答えを用いたビンゴ、意味順を使った自己紹介文の作成がその内容。クラスサイズはやはり小さいに越したことはないのだろう。
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by jacques_southhill | 2013-05-13 20:46 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2013年 05月 07日

【授業日誌】BGMとともに音読&英問英答1ヶ月 Tue, 07/05/13

連休明け、当地は未だ冬模様です。雪が降り積雪状態になるなど、春とは名ばかりな状況が今週いっぱい続きそうです。

BGMは2〜3年前の授業では頻繁に使っていた手法ですが、このごろ復活させました。

十分にリピートやコーラスリーディングをさせたあと、生徒に "Read louder than the back ground music."と言いながら音読させています。なかなか自力では大きな声を出せない生徒たちも、BGMがかかっていると大きな声で読めるようです。「英語を話す授業」を構築していく中で、コミュニケーションに支障が出ない程度の声量で相手に話しかけることは大切なことだと思っています。ちなみに選曲は完全に趣味です。生徒が知らないJazz Funkがあったり、ビフォーアフターの番組中の挿入曲だったり、きゃりーぱみゅぱみゅの「にんじゃりばんばん」だったりします。以前はBBC Newsのカウントダウンや道内FM局のNEWSのBGMなんかも使っていました。

BGMには活動時間を知らせる役割をもたせることができます。例えば"Finish before the song ends."と言うとタイマーの役割を果たしてくれます。

高校の英語の授業が始まって一ヶ月。少しずつ生徒も英問英答に反応できるようになってきました。特に男子の中に食いつきが良い生徒が出始めました。次は女子です。性差ではないのでしょうが、指名をしないで質問に答えてもらうと、積極的に発言するのは男子のほうです。女子は同年令であれば男子よりも大人びている傾向があります。慎重なのかもしれません(全体に指名する前には必ずペアで練習させます)。でも、生徒に慣れてきている様子が伺えます。まだまだ道半ばですが、生徒も英語を話すことを経験しなければできるようになりません。生徒の成長の様子に思いを馳せながら日々の授業を行なっています。
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by jacques_southhill | 2013-05-07 21:31 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)