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2013年 10月 28日

【授業日誌】小テストに見る姿勢の変化

学習(の姿勢と行動の)指導に思いのほか時間がかかっている今年の1年次生。課題の取り組みが不十分と言っては喝を入れ、宿題を忘れたと言えばきつい一言を投げかけている日々が続いています。

今日は英語構文3クラス中2クラスで例文の小テスト。この小テストは例文をもとに英語をアウトプットするための下地作りとしてやっているもの。なので、中学校で学習した(はずの)文法事項に関しては復習的要素を含み、高校で積み上げて学習していく文法事項については予習的要素が強いテストとなっています。併せて、参考書の該当部分を自分でまとめてくるように生徒には予習を課します。

今回の小テスト範囲は1クラスが不定詞、もう1クラスが動名詞。今まで学習していた項目が関係詞や仮定法なので、文の長さ的に言うと短くなったので生徒にとっても覚えやすい(はず)。小テストは概ね次の手順で行っています。

1.テスト前に全体でコーラスリーディング&ペアワーク(同時読み、リピーティングなど)
2.テスト本番。テストは読み上げられた日本語を英語に直すもの。1文の語数と出題した例文番号を予め提示する。出題数は5題。極力使用頻度が高いものを選ぶよう心がけています。
3.ペアで採点。1語につき1点。総語数が7語であればノーミスで7点獲得。なお、テスト用紙は語数をカウントしやすいように、[     ]を並べてあり、生徒は[    ]内に適切な語を書き入れていく。

何より変化したのが、例文の小テストに向かう生徒たちの姿勢です。ブツクサという練習をする者、ハンドアウトの余白やルーズリーフに書く練習をするものと学習の方策に違いはあるが、目に見えていい方向に取り組みの質が変化しています。英語構文でのコミュニケーション活動は「例文をもとに自己表現をする」ことに主眼をおいています。使うことを前提に覚えるという流れの中で学習を進め、英語力の基礎を作り上げてほしいと思っています。
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by jacques_southhill | 2013-10-28 23:12 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2013年 10月 22日

【授業日誌】新たなやり方試しています。

今日は、ひらめいてこの頃やり始めたことを何点か。

1.ペアでcriss cross
起立している生徒がお題に答えられたら座っていく、というアクティビティは今までもやっていた。以前は言えた生徒1人が着席できたのだが、ペアワークの延長として、言えたらペアで着席できるようにしてみた。相談できることもあり、なかなか発言するのが苦手な生徒も着席できスピードアップも図ることができる。今書きながら思ったのだが、ペア1人が言えたらリーチ、2人めが言えたら着席というパターンも考えられる。今後試してみたい。
単語を導入した後の実施を例に取ると、次の3つのタイプの指示を生徒に出している。
1.How do you say ... in English?
2.Explain (the word) ... in your own English.
3.Using (the word) ... , make one sentence (with the reason, extra information etc.)
1つの単語につき1〜3のお題をほぼこの順番で与えている。
内容についての質問や、生徒の意見を聞く質問でも使えるものと思われる。

2.T/F
本文(うちはヒント付きの英文を与えている)をペアで読ませ、T/Fを1つずつ読み上げていく。T/Fは教科書に載っているものをそのまま使う。制限時間(1分程度)で答えと判断の根拠となった英文に下線を引かせる。やり始めたばかりなので、生徒には次のひな形を示し解答を言わせる。

I think it's [true / false]. The textbook says [本文の該当箇所].

該当箇所をパラフレーズして内容説明を加える事もある(構造的側面または語彙的側面から)なお、T/Fを判断すべき文はこちらからは1度しか読み上げない。再度聞きたい場合は生徒がJTEに「もう1度言って欲しい」旨を伝える英文を言わなければならない。本文に脚注を入れているせいもあるだろうが、苦手な生徒も比較的読みやすいと感じてくれたようだ。ちなみに、この時は1レッスンの文章をT/Fやインタラクションも含めて約35分でひと通り読んだ。量に抵抗がある生徒たちも、狭い範囲を読んで判断ができる点、Statementを頭で保持しながら読める点でメリットがありそうだ。

3.リピーティング→リスニング
リスニングの素材が単文(長くても重文)であることを活かし、1回目は聞いたあとにリピート、2回目は聞いてペアで相談して答えを出すように流れを変えた。1文が終わるごとに生徒はリピート。単文レベルであれば生徒はしっかりリピートできている。語彙が難しかったり前置詞句が連なるとリピートが苦しくなるようだ。

思いついてやってみたアイディアを忘れない備忘録も兼ねて書いてみました。
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by jacques_southhill | 2013-10-22 22:58 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2013年 10月 16日

【雑記】卒業生からの言葉&対談掲載

自分が担当した学年の元生徒の一人とFBで連絡を取ることがある。その中の一節が印象的だったので忘備録も兼ねて紹介します。

「忙しそうですね・・・。一人でも多くの母校の生徒が勉強を楽しんでくれたらいいですね。僕は高校生の頃は各教科の内容よりも試験の点数や解法ばかりを気にしていたので、大学入学後に当時の勉強方法を後悔したので!」(一部改変)

非常に実感がこもっていて伝える力のある言葉である。楽しいからできるのか、はたまたできるから楽しいのか? 「鶏が先か卵が先か」な議論になりそうである。自分は「できる→楽しい」の流れを追い求めている。「できる」の前段階には「やる」が来る。自分が高校生だった時もそうだったのかもしれないが、今の高校生は「やる」量が圧倒的に不足している。ちょっとでもわからないと思考や行動がストップしてしまう(授業では「わからない」というたぐいの言葉はこうした理由で原則禁句にしている。指名する前にペアで考えさせたりなどのワンステップを置いている。分かる範囲で考えることが必要だと思うので。)今年は1年生のみ担当しているので、学習量的な負荷をかけている途中である。家庭学習課題を出したり、授業中に発話を促す時も考えさせたり…。一つ一つの授業の積み重ねの上に、達成感や成就感を感じてほしいと願いながら授業をしている。

言語を知り、自分の頭で考えメッセージを伝えることが今の英語教育の現場で求められている。「わかる」を増やし、「使える」を増やすには言語材料を充実させる労を厭わないことと、言語を使用するトレーニングを積むことが大切。自分が留学していた時を考えても、前半はあまり楽しくなかった。聞けない、通じない、そんな壁があった。使う経験を積み、慣れるまで半年ほどかかった。FCEやCAEを受けるために試験勉強的なクラスにも通った。そうした経験が今それなりに英語を使える自分の礎になっている。

話は変わるが、5月の座談会の模様が収録された冊子が発行になった。benesseの「生徒を伸ばす『到達目標×指導×評価』」という冊子です。よかったらご一読ください。全国で日々奮闘しておられる英語の先生方が取り上げられています。
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by jacques_southhill | 2013-10-16 01:25 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
2013年 10月 10日

【授業日誌】前期のコミ英Ⅰを振り返る

今年も半年が過ぎたので、区切りの意味を込めて授業を総括します。

コミ英Ⅰ
年間指導計画を作成する段階で全10レッスンを、しっかりみっちり扱うレッスンと、概要把握のみに留めるレッスンに色分けをしました。重く扱うレッスンは各時期(学期内に1回)のパフォーマンステストにつながるようにしています。語いの定着を最優先課題に掲げ、毎時間授業内で扱うようにしています。各レッスンは「長さ」に対する耐性をつけることを考え、1レッスン通して扱っています。その中で新出表現、概要把握(TFやQAなど)、精読、retell、意見表明などの活動を織り交ぜて進めています。

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by jacques_southhill | 2013-10-10 17:00 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2013年 10月 01日

【英語教育一般】小中高連携に関する研究会

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先月19日に、札幌から大学の先生を講師にお招きして「小中高連携」をテーマに講演会を行った。

昨年度に引き続き今年度も文科省の研究指定を受け取り組みを進めているのだが、「今年度はぜひ講演会を」と考え、管理職も前向きだったため予算措置を受け実施にこぎつけた。講師の先生は、昨年度本校が2年生対象に行った出前講義に来校され、その担当がたまたま私だった縁で講師をお願いした。

<講演の概要>
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by jacques_southhill | 2013-10-01 20:11 | 英語教育一般 | Trackback | Comments(0)