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2013年 11月 26日

【授業日誌】Fri, 22/11/13 パフォーマンステストに見る生徒の成長

先週金曜日の話になるが、第3回目のパフォーマンステスト(以下PMT)を実施した。コミ英Ⅰのレッスンの内容が「ユニヴァーサル・デザイン」だったので、ペアでUD製品を紹介するスキットが課題となった。生徒はそれぞれUD製品をB4の紙に描き、それを持ちながら(当初は黒板に貼っていたのだが、生徒が絵の前に立ち絵がほぼ見えなかった)スキットを演じた。

惜しかったのは、UDなのかバリアフリーデザインなのか、それとも両方に分類できないものを例として挙げている者がいたことだ。本文の内容がイマイチ理解しきれていない様子を見て、改善の余地を感じた。

しかし、教室に入った瞬間に成長の跡が見られた。ペアで練習に向かう姿が多く見られた。ペアだと相手に迷惑をかけまいと生徒たちは頑張るのだろうか? 以前は練習不足のままで本番に臨む生徒が多く、その度に釘を差していた。最初から気分よくテストに臨むことが出来た。

本番でも成長の跡が伝わってきた。声の大きさである。普段はゴモゴモしゃべる生徒も、必要十分な声量でしゃべっていたのだ。コミュニケーションを成立させるためには、距離に応じた必要十分な声量が必要。少しでもそのことが伝わってくれたようでホッとしている。

振り返りのコメントでは、上位層とその他でコメントの質が顕著に異なるのが発見だった。上位者ほどよく取り組んだ旨の記述等前向きなコメントが多く、中下位層では練習不足や、緊張して英文が飛んだなどのコメントが多かった点だ。いくつか特徴的なコメントを紹介したい。


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by jacques_southhill | 2013-11-26 07:18 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2013年 11月 24日

【英語教育一般】教科指導セミナー終わる

先週木曜日に教科指導セミナーが終了した。私は講師という立場で参加させていただいた。

テーマはアウトプット活動とCAN-DOリスト形式の到達目標について。アウトプット活動の切り口を3つ用意し、アウトプット活動の実際とそこまでの指導について、若干の実演を交えて行った。語い・文法では自分のことを当該事項を使ってアウトプット。教科書本文ではいわゆる「行間を読む」「読んだ内容を使う」指導を実演した。技術を伝えることも大事だが、それ以上に大切なこととして「気持ち」というキーワードを参加者に提示した。生徒に英語の力をつけさせたい、等のポジティブな気持ちがあってこその指導法だと考えるからだ。最後は、「話すこと」に対する生徒の意欲の高まりを数値面から提示した。

CAN-DOリストについてはここまでの経緯と活用について。せっかく作ったものだからしっかりと活用したい、と思うのは必然だろう。CAN-DOリストに基づく自己評価と、考査が終わったあと、パフォーマンステストが終わってからの自己評価と本校でやっている自己評価を紹介した。自己評価は現状をチェックし、これからの学習活動につなげるために行っている。

その後参加者の皆さんは1つの英文を素材にレッスンプランをグループで作成した。非常に盛り上がり、建設的な意見が続出した。科目担当者間でこうした教材研究の時間を確保できるといいなぁ、と強く思った。もっとも、越えなければならないハードルはある気がするが。

参加者のアンケートを見させていただいたが、概ね反応が良かったようでホッとしている。

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by jacques_southhill | 2013-11-24 09:29 | 英語教育一般 | Trackback | Comments(0)
2013年 11月 14日

【授業日誌】Thu, 14/11/13 研究協議会を受けてマイナーチェンジ

先日の研究協議会での授業公開を受けて、授業の細かいところをマイナーチェンジしてみた。

具体的には
・生徒の発話を板書に残す
・生徒からさらにコメントを引き出す
・(指摘は受けていないが)次の発言者を前の発話者(生徒)に決めさせる

生徒の反応が変わりました。ちょっとのことで授業がより活性化することを実感しました。他の意見に耳を傾けることの重要性を改めて実感しました。

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by jacques_southhill | 2013-11-14 17:26 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2013年 11月 13日

【授業日誌】Mon, 11/11/13 研究協議会公開授業

c0206356_7195257.jpg今回はは研究協議会と同時に行った公開授業について。自分が公開したのは、学校設定科目の英語構文という授業です。文法事項をコミュニケーション活動を通して身につけさせることを目的としています。授業で扱ったのは動名詞・不定詞の使い分け。授業は概ね次の通り進みました。
・前時(例文)の復習  前の時間に予習で小テストを行い音読練習を行ったのですが。
・例文をもとにしたコミュニケーション活動(ペアで練習→全体にフィードバック)
参観された先生方・運営指導委員の方々から頂いた意見は次のとおりです。課題がまだまだあるようです

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by jacques_southhill | 2013-11-13 07:08 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2013年 11月 02日

【英語教育一般】なぜ英語を勉強する?

『英語教育ブログ』みんなで書けば怖くない」に参加しています。

初々しい頃はよく聞かれました。

「生徒に、『なんで英語なんか勉強しなくちゃいけないんですか?』と訊かれたら、何と答えますか」

というのがこの企画の問いです今は聞かれることは殆ど無いのですが、もし聞かれたとしたら次のように答えます。

高校(中学)で勉強すべき科目になっているから。

極めてシンプルな答えです。在学して卒業を考えている以上、卒業要件に含まれているのですから「履修」をしなければならないのです。その現実はしっかりと生徒たちに伝えなければいけません。好き嫌いではなく、役に立つからたたないからではなく、高校を卒業する者として英語も修めなければ卒業証書を得ることは出来ないのです。

今の高校は履修と修得を分離している学校が多くなりました。英語科教員としては、履修させるのが仕事ではなく習得(字を微妙に変えてあります)させるのが仕事なのだと思っています。どのように勉強すると力がつくのか、どのような授業を生徒に提供すると習得につながるのか。この腕を磨くのが私たちの仕事だと思っています。学ぶべきことをしっかり学んでいく中で「役に立つ」「英語でコミュニケーションがとれた」「入試で点がとれた」「資格がとれた」という喜びの体験につながっていくよう学びを組み立てていくよう私も精進しなければいけません。

なぜ国は中等教育で英語を学習すべき科目と考えたのかについては、政治的・歴史的経緯があるのだと思います。現場の私たちは、「学んだ→できるようになった」という正のスパイラルに生徒が入ることができるように、学習に向かわなければいけないという事実(英語にかぎらずどの科目も)を常に訴え続け、行動を起こさせ持続させていかなければならないのではないでしょうか?
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by jacques_southhill | 2013-11-02 20:00 | 英語教育一般 | Trackback | Comments(0)