<   2015年 01月 ( 3 )   > この月の画像一覧


2015年 01月 27日

【雑記】副教材を選ぶ

来年度の入学生が1年次生の時に使う副教材のたたき台を作り、無事承認されてホッとしています。

各年次担当で選び教科部会に諮るのですが、原案をそのまま認めてもらった形です。

選ぶときには、どのように使用するかイメージできるものという基準で選びました。高校生向けの学習素材は数多く出版されています。全部を詳細に見る時間はなかなか取れなかったのですが、昨年末から検討を始め、1月中旬に年次担当者で検討し案を作成し、今日教科部会の場で確認に至りました。

1)単語帳
単語帳は学習の方法が明示されていること(やる気があれば自分のペースで独学可能)、CDが用意されていること(ダウンロード対応のものもありますが、音声は必須と考えているのでメディアを確実に手にできるCDを優先しています。もっとも、CDにプレーヤーがない生徒もまれにいるのですが…)を基準としました。昨年から今年にかけて新たに出版されたワークブック形式のものを選びました。1週間のうち6日間、同じ語いを4技能を使った種々のタスクを通して定着を図る構成のものです。当初考えていた別な単語帳より、ワークブック形式でやることが明確になっていることが決め手でした。1週間毎のプログラムなので、週ごとに提出を求めてテストという流れも可能です。4冊シリーズのうち、中学校の学び直しも意識したものと読解を意識したものの計2冊を選定しました。2年次で残り2冊を網羅することを前提にしています。

2)教科書CD
音声が重視されている昨今、個人的には教科書にCDをもれなくつけて欲しいのですが、それは現状では不可能なので、学習用CDを採用します。使わせる仕組みを作り積極活用させたいところです。

3)文法学習
参考書は自学自習の強力なツールとなるので、新たに出版されたものも含めてじっくり検討しました。説明している事柄は同じなので、切り口やレイアウト・コンセプトが基準になります。例文を暗唱させ、参考書の内容を読んで生徒自身がまとめるといった使い方を考えていますが、その例文が各章の巻末で会話文形式で提示されていること、複数の文法項目を見て説明が平易であることが決め手となり選定しました。なお、course bookは採用せず(参考書とワークブックを足して2で割った感があるので)、付属のworkbookを採用しました。

4)春休み用の課題
いわゆるブリッジ教材と呼ばれるものです。高校合格決定後、入学までに取り組む課題として提示します。単なる穴埋めではない、やや負荷が高めなものを選びました。

使い方を想定しながら提示することの大切さを実感した次第です。さらに使い方を煮詰めていくのが今後の課題です。リスニング教材の採用も考えたのですが、単語のワークブックにもリスニングを意識したタスクが網羅されており、教科書付属のCDを予定しているので、見送りました。今後様子を見ながら考えていきたいと思います。

[PR]

by jacques_southhill | 2015-01-27 20:56 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
2015年 01月 25日

【雑記】センター試験が終わり、考えた。

センター試験が先週終わりました。そこで感じたこと。

1)自分が解いた手応えと生徒が解いた手応えは違う
自分で筆記とリスニングを解き終わった後の感想は、「(昨年と比べて)それほど難しくないな」というものでした。しかし、うちの生徒の筆記の平均点や中間集計を見ると、こちらの手応え通りにはなっていない。こちらが思うほどは易しくなかったようだ。

2)やはり高校入学後(もっと言うと中学校段階の)学習習慣がものを言う
得点が高い生徒はやはり考査や模試でも安定して高得点を取る。直前にみっちりと演習をやって伸びてくる生徒もいるが、それはやはり限られた数の生徒のように感じる。つながる下地がなければ演習だけをやっても伸びてこない。

3)本番に弱い
模試や演習で回を重ねるごとに点数を伸ばして本番を迎えた生徒でも、その通りの得点となっていない生徒が多かった。これは言い換えれば実力が不足していたということ。緊張にも耐えうる実力をつけることが必要か?

10月頃から意識的に語いの再インプットを行ったのだが、ものを覚えるということがなかなか生徒たちには難しかったようだ。認識に時間が掛かる(あるいは認識できない)→読みのスピートが上がらない→時間切れで終了を迎える、という状況の生徒が多くいたように感じる。

やはり、最初が肝心ということを1年次のうちから強く訴えていかなければならないと改めて認識しました。

[PR]

by jacques_southhill | 2015-01-25 22:49 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
2015年 01月 12日

【雑記】年が明け、色々学び考える

2015年もスタートし10日ほど経ちました。今年もよろしくお願いします。当地はいまだ冬休みです。

今年の英語教育に関わる活動は北の英語大学からスタートしました。
和文英訳から自由英作文に至るまで、ライティングについて学びました。和文英訳の手法を学んだこと、自由英作文のcriteriaの作り方の実例を学んだことが特に今後につながりそうです。英語を教えるにあたっての哲学みたいなものを講師の先生方の話から感じ取ることができるのもこのセミナーの良い点です。

その後は講習。年内に6回年明けに6回の計12回の後半戦。こちらは苦手な生徒向けなのでいたずらに多読とはせず選択肢の精読を予習として課し(辞書使用可)、その後で長文を読み、リスニング演習という構成にした。精読させることで何を生徒が理解していないのかが明確になる。読めない生徒は難しい語いでつまずているのではなく、中学校レベルの平易な語いでつまずいている。文法(構文)も同様。何となくよんでも4割ぐらいの得点は取れてしまう。さらに上積みを狙うならば、正確にできることを増やすことというのが今回の講習のテーマ。苦手な生徒はノートテイキングでも語いといった個別の表現にフォーカスする傾向が強いのも今回の気付き。こちらとしては大枠(問題の扱い方)等をノートテイキングして欲しいのだが。

講習の後半には元同僚が高教研で発表したので見に行った。研究指定初年度に1年次担任として教科運営を切り盛りし、着実に成果を上げてきた女性の先生である。発表も授業も磨かれている印象を受けた。家事と幼いお子さんの育児とを両立させるのは相当過酷だったはず。そんな状況だと知りながら、この先生でなければ研究指定はうまく進まないと無理に担任として推薦した経緯もあるので、このような形で発表の場を得た彼女の姿を見て嬉しく思った。

これからは来年度の授業をどうするか、思索を深めることがメインになるだろうか? 私的なCAN-DOも去年から細々と作り始めている。複数で授業を持つことになるので、共通して取り組む内容とゴール(本文を踏まえたアウトプット活動や表現活動)を定め、その他は各先生の個性が出るような枠組みを考えたいと思っている。

[PR]

by jacques_southhill | 2015-01-12 06:50 | 雑記 | Trackback | Comments(0)