2015年 10月 27日

【授業日誌】小テストあれこれ

授業中に小テストを行うことが多いと思います。

自分がいま担当している1年次でも、コミュニケーション英語Ⅰで語いの小テスト(語いを例文の形で書かせる。問題は口頭で伝える)を実施しています。また、年次の取り組みとして朝中学校既習の文法事項を含む例文の小テストを行っています。

コミュニケーション英語Ⅰでの小テスト前期分は、中学校の語いの復習が多くを占めるテストのためそれほど問題は表面化しませんでした。後期になり高校初級レベルとされる語いのテストに切り替わったところ、多くの生徒が非常に苦戦するようになりました。

同僚の先生と話す中で、小テストの仕方を手を変え品を変え試してみようという話になり、生徒に次のような問い掛けをしました。前提として、どのような形式であれ皆さんが勉強しなければならないことに変わりはない、ということを伝えました。

1.語いを身につける方法について
2.どのような小テストの形式だとhappyになれるか

時間を取ってグループでアイディアを出してもらったところ、様々なアイディアが出てきました。

穴埋め、並べ替え、出題範囲を狭める、などなど…。

自分自身の問題として捉えてもらうことはできました。日本語の提示の仕方として、日本語として自然な文を提示するだけではなく、チャンクごとに日本語で提示すると生徒はより解答しやすいと言っていました。

覚えることに対する耐性を身につけてもらうことの重要性を実感しています。達成感を与えられる小テストにしたいのですが、そのためには生徒自身が取り組まなければいけません。達成感は自分で作るものなのだと思います。その手助けとしての小テストと考え、生徒に「どのような形式だとhappyになれるか」と問いかけてみました。

しばらく実験の日々は続きます。



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# by jacques_southhill | 2015-10-27 00:19 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2015年 09月 01日

【授業日誌】文法を生徒が教える授業

久々の投稿ですね。

投稿するほど何かinnovativeなことをしているわけでないことを図らずも証明していますね。

年次全体で行っているのが、文法の参考書を読み概要をまとめたノートの提出。

これに、自分自身のアレンジを加えて授業を行っています。

自分が作ったノートを見ながら小グループごとに文法事項の説明を生徒にやってもらっています。例文を通して他の生徒にわかりやすく説明します。ひとしきり終わったら、1名の生徒を指名し全体に説明してもらって私が補足します。その後は当該の文法事項を用いた表現活動を主に口頭で行っています。

文法事項をひと通り扱うことに関する賛否両論はあると思いますが、必要な情報をまとめ、自分の言葉で他者に伝える活動もlearning skillの1つだと思うのです。最初はなかなかうまく行きませんでしたが、この頃は概ね機能しているようです。

こちらが教え込むよりは効果があるように感じます。

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# by jacques_southhill | 2015-09-01 21:06 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2015年 05月 24日

【授業日誌】この頃のコミ英Ⅰの授業

1年次生の授業も2ヶ月が経過しました。他年次の同僚に、コミュニケーション授業どんな感じでやってるの?と聞かれ、まとめてみようと思いついた次第です。授業はすべてペアワークで進めます。授業は次の1〜5までで2.5時間程度を要しています。

大まかな各セクションの流れ
1 Easy Versionを読ませ要約
教科書のデータCD-ROMにはEasy Versionが収録されている。それを活用しない手はない、と思い最初に読ませ要約させています。パラグラフごとに時間を区切って読ませて日本語で要約させています。時間経過後はペアで確認し、こちらから要約例を口頭で提示します。慣れてきたら英語で要約させることも考えています。元ネタはキムタツ先生こと木村達哉先生。
2 教科書本文に触れる
一応概要は1の段階で触れているので、リスニングで聞き取らせます。ひと通りリスニングが終わった後は、辞書を使いながら未知語の意味を確認し読み進めます。辞書指導を初期段階でしているので、辞書を使わせることを目的としています。
3 音読しながら適宜Taskを口頭で与える
フレーズごとに区切りながら音読します。大多数がわかるところは音読のみ。重要表現が出てくれば和文英訳をさせたり自己表現につなげる、内容理解上日本語が必要なところは日本語で意味を確認させる等、音読に説明と言語使用を絡めながら進めています。教科書のレベル(シェアNo.1の教科書)を考えると、日本語も適宜必要と考えています。
4 集中的に音読練習
なかなか時間が取れないのが目下の悩み。コーラスリーディングやオーバーラッピング等を定着のためにしつこくやりたいところ
5 TF/QA
本文を見ずにやらせています。TFやQAはハンドアウトにも載せているのですがそれらは第一段階では配りません。音声で処理させます。音声での確認が終わったあとはハンドアウトを配り宿題としてやらせます。

1レッスンが終わった後で…
6 英語での要約
当面はモデルを見せる意味でも和文英訳形式で取り組もうと思っています。今井先生のSSCCを活用予定。
7 単語リストの提示
リストありきで本文を読ませることにいささか疑問を感じていたので、復習としてこちらもデータCD-ROM収録のリストを活用し、英語の箇所をすべて空所にして埋める形式を考えています。英英辞典の定義も掲載しパラフレーズに繋げたいと考えています。

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# by jacques_southhill | 2015-05-24 21:52 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2015年 04月 30日

【授業日誌】文法と参考書

1年次生の授業が始まり3週間ほど経過しました。

今回は文法の学習について。今年の1年次生は参考書と付属ワークブックを購入させ授業で扱っています。どのように参考書を使わせるか、どのように学習事項を定着させるかを考え特徴的な取り組みを2つ始めました。

1 参考書を読み自分で内容をまとめさせる
 前任校でもやっていましたが、現任校でも導入しました。自然状態では参考書を開く生徒はほとんどいません。そこで、文法事項をまとめるノートを1冊用意し、参考書の内容を例文を軸にまとめさせています。これは年次8クラス全体で取り組んでいます。事前にモデルを2種類(1つは私が作ったもの、もう1つは同僚が作ったもの)提示しました。書物を読み自分の言葉でまとめる経験をさせたいと思い、先行事例を参考にして始めました。示したモデルを離れ、自分の型を見つけられるようになればと思っています。

2 参考書をその場で読み、自分の言葉で相手に内容と例を伝える。
 これは自分のクラスでやっている取り組みです。1への橋渡しとして実施しています。扱う内容を小分けにしながら2〜3分程度で読ませます。その後ペアでじゃんけんをし、一方が他方に内容を例を交えて説明をします。その後1ペアを選びクラス全体にフィードバックします。全体を貫くトータル的な事柄の説明や補足はこちらが行います。今後は該当する英文を即興で作らせるなどproductiveな活動を混ぜていきたいと思います。授業終了時点での理解度は高いようです。この後はワークブックの問題をSSCC(今井康人先生提唱)で和文英訳のタスク仕立直し授業で扱い、家庭学習でワーク本体を扱う流れを予定しています。

やはり文法は扱わなければというのが持論です。素材があれば自分で学習を進めることができる生徒を育てたいと思います。

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# by jacques_southhill | 2015-04-30 01:38 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2015年 04月 13日

【授業日誌】共通項

今日から自分が担当する1年次生との授業が始まった。オリエンテーションも兼ね、時折英語で考えさせる展開を含みながらスタートした。今回採択した教科書にはCD-ROMにEasy Versionが収録されている。これを活用しない手はない。初見で読ませ、段落ごとに速読し要約させる活動を入れてみた。制限時間が過ぎた後、周囲の生徒と内容を確認させ、こちらから読みのポイントを伝える。比較的機能したようだ。

今年次担当者4人ですり合わせながら進めようとしているが、なかなかうまく行かない。共通点をどこに見出すか。手法を共有するのか、ゴールを共有するのか。

基本軸は「生徒の英語の力を上げる」に据えたい。そのための手法に絶対はないと考えている。よりよい手法が日々の気づきの中で生み出されていくからだ。自分の考えに固執せず、柔軟に前向きな提案は受け入れられるよう心がけたい。ある程度プランは立てて臨んだつもりでいたが、実際に生徒の顔を見るまでは成否は未知数であることを改めて学ぶことができた。Planに対するCheckを織り交ぜながら進んでいきたい。

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# by jacques_southhill | 2015-04-13 23:55 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)