2015年 01月 12日

【雑記】年が明け、色々学び考える

2015年もスタートし10日ほど経ちました。今年もよろしくお願いします。当地はいまだ冬休みです。

今年の英語教育に関わる活動は北の英語大学からスタートしました。
和文英訳から自由英作文に至るまで、ライティングについて学びました。和文英訳の手法を学んだこと、自由英作文のcriteriaの作り方の実例を学んだことが特に今後につながりそうです。英語を教えるにあたっての哲学みたいなものを講師の先生方の話から感じ取ることができるのもこのセミナーの良い点です。

その後は講習。年内に6回年明けに6回の計12回の後半戦。こちらは苦手な生徒向けなのでいたずらに多読とはせず選択肢の精読を予習として課し(辞書使用可)、その後で長文を読み、リスニング演習という構成にした。精読させることで何を生徒が理解していないのかが明確になる。読めない生徒は難しい語いでつまずているのではなく、中学校レベルの平易な語いでつまずいている。文法(構文)も同様。何となくよんでも4割ぐらいの得点は取れてしまう。さらに上積みを狙うならば、正確にできることを増やすことというのが今回の講習のテーマ。苦手な生徒はノートテイキングでも語いといった個別の表現にフォーカスする傾向が強いのも今回の気付き。こちらとしては大枠(問題の扱い方)等をノートテイキングして欲しいのだが。

講習の後半には元同僚が高教研で発表したので見に行った。研究指定初年度に1年次担任として教科運営を切り盛りし、着実に成果を上げてきた女性の先生である。発表も授業も磨かれている印象を受けた。家事と幼いお子さんの育児とを両立させるのは相当過酷だったはず。そんな状況だと知りながら、この先生でなければ研究指定はうまく進まないと無理に担任として推薦した経緯もあるので、このような形で発表の場を得た彼女の姿を見て嬉しく思った。

これからは来年度の授業をどうするか、思索を深めることがメインになるだろうか? 私的なCAN-DOも去年から細々と作り始めている。複数で授業を持つことになるので、共通して取り組む内容とゴール(本文を踏まえたアウトプット活動や表現活動)を定め、その他は各先生の個性が出るような枠組みを考えたいと思っている。

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# by jacques_southhill | 2015-01-12 06:50 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 31日

【雑記】今年もまもなく終わり

早いもので2014年も間もなく終わります。

今年は何と言っても10年ぶりに異動したことが最も大きなトピックです。1〜3月は研究指定のまとめを行い、研究紀要という形で発刊にこぎつけました。普段はそれほど忙しくなかったのですが、報告をまとめる時期になると忙しさが増しました。前任校最後の2年間はあちこちに出かける機会も多く、いろいろな知見を得ることができました。

異動後の4月以降は、3年生相手の授業が続きました。生徒たちの今までの学習歴と自分の実践内容の落とし所を探りながらの実践でした。新出表現を使ってアウトプットさせたり、要約をさせたり、題材に対して意見を求めたり、と。いつも行うことはできませんでしたが、授業評価によると生徒の満足度は非常に高かったように思います。今までとは違うスタイルの授業ですが、生徒の対応力のお陰で何とか進むことが出来ました。

10月にはアルクのメルマガに原稿を執筆する機会を得ました。今までやってきたことをまとめるいい機会でした。

2015年は函館からスタートします。函館→講習→前任校の先生の研究発表→キムタツセミナーという流れです。

最後になりますが、今年1年拙ブログをご覧頂きありがとうございました。来年はもっと更新頻度を上げたいところです。

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# by jacques_southhill | 2014-12-31 08:48 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 09日

【授業日誌】文法構造に忠実に

表題はこの頃の授業のテーマである。

センター試験まで今日であと39日(うちの学校では目立つところにカウントダウンの掲示があるのです)。演習が主な授業形態になってくる。この頃の教材は解答解説も充実していて、自学自習が可能な構成となっている。20年前の受験生から見ると隔世の感がある。

しかし、こうした解答解説を使いこなして勉強に役立てていると実感できる生徒は思いの外少ない。解答冊子から学べることはたくさんある。語いや段落構成、正答を得るための視点など。を見て満足するか、解説を見て何となくわかった気になるかというのが多くの生徒の姿だと考える。

自分の力で正しく読めるものを増やすための方策として、この頃は1文の構造について確認しながら進む授業構成をとっている。構造が複雑な文をいくつか取り上げ、その場で構造を把握してもらっている。これは12月号の英語教育の記事からヒントを得た。高校入学時に文構造は文型等でひと通り習っているはずだが、なかなかわかりにくい部分も多かったと推察される。高校卒業を控え、人生で一番英語を勉強しているであろうこの時期に、正確さを求め文の構造を改めて見直す。いくつかのルールを示し、実際にどう使われているかを確認する。授業の場で発問により考えたことを自分で英文を読むときに活かしてほしいと願っている。

語いを復習する流れを作り、課題と言われていたリスニングにも一定の道筋がついた。あとは得点アップを目指し読解でどれだけ失点を防ぐかを徹底させるだけ。といってもそのハードルが結構高い生徒もいるのだが…。

目の前の生徒の得点力アップを目指し、直前期の授業を有効に活用したい。



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# by jacques_southhill | 2014-12-09 21:16 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2014年 11月 27日

【雑記】問題演習+α

間もなく12月。うちの受験生達も最後の仕上げに向かっていきます。

どのように最後詰めようかと思い、この頃ああでもないこうでもないと自問自答を繰り返しています。

今取り組んでいるのは…
(1)単語帳の復習
年次で取り組んでいた小テストも一段落したので、リスト化して生徒に配布。EG4500のSTEP3~5に絞りペアワーク等で復習。英→日をとりあえずの目標に据える

(2)正解を伝えた上で生徒に根拠を探させる
センターの読解の話です。正解の選択肢=本文の言い換えということを伝えた上で、演習後正解を伝えペアで根拠を確認し全体に発表させています。生徒は比較的すぐに探せています。

(3)リスニング演習後
生徒は解答冊子を持っているので、スクリプトを読ませて聞き取れなかったところ、わからなかったところを蛍光ペン等で線を引きます。その後は音読やオーバーラッピング等を時間を見ながら行います。速聴をやっている先生から「生徒は聞けるようになっているようだ」と話があったので、速聴を取り入れています(取り入れてから間もないのですが)。

自分が担当するのは主としてセンター試験6割の壁が破れない生徒たち、得点が安定していない生徒たちです。そんな時期に目にしたのが英語教育12月号の特集でした。それらを参考にし、特に「文法構造に注意した1文の理解」を意識した授業・講習を組み立てようと考えています。具体的には、等位接続詞の処理、that節などの処理、関係詞節の処理、主語と動詞の把握などです。この時期に推すことではないかもしれません。しかし、読解問題で失点を最小限にすることを考えると、感覚で読んでいる点数が安定しない生徒たちには知識に基づいた正確さという視点を与えることで更に伸ばすことができるのではないかと思っています。

上記のことを念頭に、過去問を見返しハンドアウトの作成をはじめました。詳しくは後日また改めてということで。

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# by jacques_southhill | 2014-11-27 22:29 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
2014年 11月 20日

【雑記】「教えない授業」について

私自身のFBで、興味深い記事を見つけた。

「都立両国、復活の舞台裏 教えない授業の魔力」(日本経済新聞HPより リンク切れになることが予想されますのでリンクは貼りません。ご了承ください)

「教えない」という言葉から、教員はなにをやっているのか?という疑念が湧くかもしれません。しかし、記事や日経HPにある動画からは「生徒が参加せざるを得ない」授業であることが見て取れます。生徒は4人グループを作り、壁に掲出された4種類の英文を覚えその内容をシェア。その最中の使用言語も英語。締めは英語でのプレゼンテーション。

その実践の足元にも及ばないが、生徒に適宜質問を投げかけ、インタラクションの中から解決策を見出すという流れは自分の授業でも取り入れています。この頃はセンター対策の授業の中で正答を伝えた後、正答の根拠をペアで確認し、最後に発表させています。思いの外機能しています。教えこまれたことよりも、自分で見つけたことのほうが理解も定着も進むだろうと思い取り入れています。

授業のありかたは、考えても考えても「これで完璧」というものにたどり着かない。そこが面白い。

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# by jacques_southhill | 2014-11-20 21:25 | 雑記 | Trackback | Comments(0)