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2014年 08月 09日

【雑記】語い指導について

夏期講習、予定していたセミナー2本への出席も終わり、部活の遠征とお盆休みが待っている状況となりました。

3年生の講習は3年分の過去問を用いたセンターの演習を行った。実際に使用された問題に触れることで、生徒たちが学習上の課題を見つけ、入試に向けて力を高めていくヒントが伝わるよう講習を組み立てました。そのため、長文を取り上げて語いや構文の分析をしたりはしていません。センター試験の第3問以降の英文は、英語としては標準的な文章構成になっているので、トピックセンテンスの考え方とパラグラフリーディングの重要性を説きながら進めました。

RにしてもLにしてもやはり一定量の語いは知っていなければならないことを生徒たちは実感してくれたようです。生徒たちには「百式英単語」の学習方法が書かれた部分を紹介し、夏休みから秋口までに語いをひと通り完成しておくとよいと伝えています。その方法論を活かし勉強を始めた生徒も出てきているようです。伸び始めるには2〜3ヶ月かかることを伝え、夏休みがラストチャンスであることを繰り返し伝えました。

センターというと、時間配分命という感覚が自分にはありました。しかし、今年の講習を通して「語いの認知速度が上がると必然的に読解スピードは上がるのでは」という思いに至りました。点数を取るという観点からは、模試など学習の途上では時間配分も有効に機能するでしょう。が、本番を迎えるころには時間配分を意識しなくても時間内に全部読めた!となるのが本来の姿だと伝えています。

講習だけでなく今後の授業でも生徒の力を育てていきたい。そして、自分で課題を見つけ策を講じながら学習を進めることができる生徒たちに育てていきたい。

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# by jacques_southhill | 2014-08-09 12:08 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
2014年 07月 22日

【授業日誌】もうすぐ夏休みです

早いもので、異動してから初めての夏休みを迎えます。

担当している3年次生は総じて「初物」である私の授業を一生懸命受けています。今までの先生方と大きくスタイルが変わっているはずです。適応力の高さには助けられています。ただし、家庭で学習する量を増やす仕掛けが不十分だったように感じています。この頃は学習に向かう心構えを伝えることに主眼を置いた授業構成になっています。気持ちの重要性、語いの重要性、継続することの重要性、さながらHR担任のような感じです。

この前の週末から夏期講習が始まりました。私は英語を比較的苦手とする生徒向けのセンター試験過去問演習講座を担当しています。出題のポイントと解答の流れを解説しながら、夏休み中に教科すべきポイント(語い・文法)とその方法を60分の中に散りばめています。この後やるべきこと(不明語句を辞書で確認し覚える、音読練習など)を指示し、慌ただしく60分が過ぎていきます。毎回演習した問題の自己採点と講習の感想を毎日提出してもらい、コメントを付けて返却しています。

苦手な者は語句を固める。簡単なレベルから速読を意識した読解を行う。例文集の例文を丁寧に覚える。夏に苦手な生徒が取り組むべき事項をこのように伝えています。手持ちの教材を使い倒すことです。

私はといえば、セミナーに参加し今後のことも考えて来年度自分がもし担任を持つとしたら3年間どのような授業を展開するか、CAN-DOの試作も含めて考えたいと思います。学びと思索の夏にしたいと思っています。


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# by jacques_southhill | 2014-07-22 21:00 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2014年 07月 01日

【授業日誌】リスニング力をつけさせる

今担当している3年次生の技能面での目下の課題は「リスニング力強化」です。色々と手を変え品を変えて取り組んでいるところですが、現在は次のような形式で行っています。

・1度目はリピーティング、2度目はリスニング&問題
以前は1度のみ聞き取りで演習させていたのですが、上記のような方法に考査終了後変更しました。5語程度の平易な文章であれば大多数の生徒たちは再生できます。問題は1文が長いものの処理能力です。最初の数語のみが刷り込まれて終わる者、キーになる語はかろうじて再生できる者と様々な生徒がいますが、問題なのは英語の保持力です。言う時には意味を考えながら言うように言っています。また、完全な文にならなくても、聞けた語だけでも音声化するように伝えています。この処理をリアルタイムで行っていくことがリスニングでは必要です。最後はスクリプトの音読(と時間があればオーバーラッピング)で締めくくっています。速く英語を音読することも苦手です。なので、速度を変えてオーバーラッピングさせています。家では自分のペースでディクテーションすると効果的だと生徒たちには伝えています。

・音読の回数を増やす。
Rの時間であっても音読させる回数を増やすよう心がけています。
語い指導の前には、生徒に読み方を教える前に生徒たちに読ませています。多くの単語は3年生ですので何とか推測して読むことができます。間違った単語は重点的に発音練習です。
また、本文の説明をするときにはフレーズごとに必ず読ませ、その後重要度に応じて解説を加えています。
最後には仕上げの音読をしています。

・英単語のCDを聞いてQuick Response
ユメタンでお馴染みの方法です。本年次で採用しているのはユメタンではありませんが、英単語が収録されているCDを使って、英→日のクイックレスポンスをさせ始めました。今日自分が担当する選択科目でやってみました。勝手がわからないので苦戦していましたが、慣れてきてどれだけパフォーマンスと定着度が上がるか楽しみにしています。1回100語。CDは早めに再生しているので、5分程度で終わります。

課題は「耳を使った英語の学習習慣形成が不十分」な点にあります。課題を克服する手立てを考え、授業で実践し、家庭学習に波及していくことを意識して授業を組み立てています。



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# by jacques_southhill | 2014-07-01 21:04 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2014年 06月 23日

【授業日誌】使えるものは使う。

久々の投稿となりました。

現任校の生徒たちは第1回目の考査を受けました。自分の授業でやった内容がどれだけ定着しているか、自分にとってはある意味の通知表です。さらに、生徒に自分の取り組みを振り返ってもらい、こちらはそれを読みながら授業をどう行っていくかを調整しているところです。

前任校でやって生徒の英語の成績が上がった手法を、現任校の生徒向けにアレンジして使っている。

1)Almost all in English
日々接しているのが3年生なので、ともすると総ブーイングになりかねないが、生徒もこちらが発する英語に慣れ、ペアワークに慣れ、今は英語での要約や新出表現を使った自己表現に取り組んでいる。続けるにつれ、ペアワークの精度も上がってきているように感じている。

2)考査振り返りシート
考査返却時に前任校でも使用した。生徒は自分の取り組みを振り返り、教員は今後の学習に向けた決意を読み今後へ思いを馳せる。私は「授業評価」が好きではない。十分にこちらが要求する学習活動を行っている生徒による授業評価は傾聴に値する。授業評価が生徒に「客」である意識を持たせやしないか。その辺りに疑念があるからだ。授業は日々生徒の反応によって評価されているし、生徒のパフォーマンスによって評価されている。それらを感じ取る「感覚」を大切にしている。

考査を境にして、生徒の取り組みの様子がまた良い方向に変わってきている。日々感覚を研ぎ澄まし、生徒に力をつける営みは続いている。

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# by jacques_southhill | 2014-06-23 21:28 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2014年 05月 22日

【授業日誌】この頃の授業(W編)

Wの授業では、目下ターゲットパラグラフの暗唱をメインに、自己表現を織り交ぜながら授業を展開しています。1レッスン1時間で終了するように気をつけています(本校の1コマは45分)。

1レッスンの流れ
(1)小テスト Vintageのイディオム15題の範囲のうち10題を出題 解答も含めて3分ほど
(2)ターゲットパラグラフ
 以前は覚えてくることを予習としていましたが、この頃は授業内で覚えさせています。
 ・ペアで音読…モデル音声を聞く前に、地力で読むことができるかどうか確認させています。
 ・モデル音声…前述の音読での発音を確認させています。
 ・フレーズごとに音読…意味を考えさせたり、適宜内容に関する質問をします。
 ・暗唱…5分間時間を取り、ターゲットパラグラフを覚えさせます。
 ・ペアで暗唱テスト…先攻・後攻を決め、片方がテストを受け、もう片方がチェックをします。なお、黒板にヒントとなる語句(文頭の語、接続詞、構文上重要な語句)を予め板書しておきます。
 ・全員でコーラスリーディング…教科書閉本の状態で板書を見ながら全員で読みます。
 ・スロースピードでのシャドウイング…スピードが遅くても音がつながっていることを意識させるためにやっています。機械的に速度を落としているので、音声の質は落ちてしまうのですが。
 ・ファストスピードでのオーバーラッピング…ある程度のスピードで音声化できることを狙っています。
 ・キーとなる表現を用いた自己表現活動…この頃はここまで辿りつけていないのが実情。生徒も意欲的に取り組んでいます。
(3)リスニング教材…センター用のリスニング教材の演習。聞いてタスクに取り組む時間しか確保できていない。本当はしつこく聞かせたり読ませたりしたいのですが。
(4)5分間ライティング…不定期で実施。教科書数レッスン進んだところで、以前学習した教科書の題材でエッセイを書かせています。添削した後、生徒に返却し宿題でリライトさせます。
(5)教科書Exerciseの解答…印刷した模範解答をペアで1枚貸し出します。制限時間は3分にしています。3分後には強制回収します。Exerciseは宿題にしています。生徒の採点の様子を観察していると、予習に取り組んだか否かが一目瞭然になります。やっている者は丸をつける割合が多いので、早々に終わります。一方、予習をしていない生徒は延々と英文を書き写している状態になります。ノートを回収したり授業冒頭で机間巡視せずとも予習の取り組み状況が把握できてしまいます。前任校で導入した方式です。

Rに比べ早々に型が決まりました。考査の範囲も早々に終了しているので、リスニング教材のディクテーションや自己表現活動などに時間を有効活用する方向で考えています。ある程度のスピードで内容を消化し考査前に振り返りの時間を仕組むという、理想としている展開が実現できそうです。


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# by jacques_southhill | 2014-05-22 01:02 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)