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2009年 09月 23日

【書評】英語教育10月号

私が英語教員になってから欠かさず買っている「英語教育」という名の雑誌。かれこれ10年分のストックが我が家に眠っている(記事を選んでPDF化しようと思っているけど、なんせ10年分ですから…。裁断しなきゃいけないし)

で、今回の特集は「授業内容の定着を図るテスト」。(くわしくはこちら

今号のどの記事も非常に示唆に富んでいる。取り上げられているテストは小テストに始まり、定期考査、模試などの外部試験にまで及ぶ。

特に興味深かった記事を挙げると
1.学校のテストは何のために行うのか(渡部良典氏)
「テストは教育活動の一環である」「言語教育のテストは学習効果を狙うのが当然」と題された記事は特に同意する。テストを作成する際には念頭に置くようにしているのだが、いざできあがってみると反省点が多い我がテスト。次は11月末の2学期中間考査。心して作ることにしよう。

2.学びのサイクルと同時進行のテストを(富永幸氏)
小テストと考査についての記事。小テストを「いつでも」行うという姿勢、考査内容の告知、授業で扱った以外の文章の出題等の筆者が持っているポリシーが垣間見える。Jacquesはこのうちの考査内容の告知を実践しているが、生徒からは「英語の先生は親切だよね」と言われることがある(それでも平均点は50点台なのだけど…)。また、授業で扱った英文と関連性のある英文を出題する旨を学年担当者で申し合わせている。「やればできる」部分と「ちょっと骨のある」部分を上手くテストの中に盛り込みたいと日々奮闘中。

3.ドS(?)テスト授業の威力(靜哲人氏)
タイトルからして強烈だが、記事を読むにつれその強烈さが倍加されて伝わってくる。授業のどの部分を切ってもテスト、テスト、テストなのだろう。さながらビリーズブートキャンプのようである。しかし、一つ一つをきちんとクリアすることが授業に参加する目的だととらえることもできる。この方法も取り入れてみたいと強く思った。1授業あたり400点満点のテストなのだそうだ。この記事には学生(筆者は大学教授)のコメントが載っているが、苦痛を超えたところに待っている快楽を肯定的に捉えているようだ。ちなみに筆者の最新著「英語授業の心・技・体」をアマゾンを通じて注文した。後ほど熟読したい(現段階で届いていない)
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# by jacques_southhill | 2009-09-23 17:02 | resources | Trackback | Comments(0)
2009年 09月 21日

【書評】データで読む英語教育の常識Q&A

今日本屋に行ったら、こんなタイトルの本が売っていたのでお買い上げ。

「データで読む英語教育の常識Q&A」 (高梨芳郎 著研究社、3,465円)
詳細情報はこちら
本屋に併設のミ○ドでコーヒー片手に乱読。

(書評)
・今まで感覚的にとらえていたことが数値的に考察されており、あながち感覚も外れているわけではないことを確認できる。
・4技能だけではなく、学習者要因や学習環境、テスト法についても数値を挙げながら検証が行われている。
・読者にはデータを元に考えることが要求されている。できれば著者なりの解決法を示して欲しかった。
・取り扱われている教科書関連のデータが10年程度前のものである(若干古いか?)。

他教科に比べデータで語られることが多いのが英語教育の特徴だと思う。自己の感覚の検証に非常に有効な本であると感じた。
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# by jacques_southhill | 2009-09-21 23:36 | resources | Trackback | Comments(0)
2009年 09月 18日

【授業日誌】精選

今日の授業は英Ⅰ×1+英構×2。

英構でjは今受動態を扱っている。能動態と受動態の関連を教えるところからスタートしている。名詞の場所が入れ替わること、それに伴い態が変わることを作業を通して確認させた。

さて、今日は英構担当者4人が集まって成績をつけた。その中で、これから指導していく「準動詞」の進め方を確認した。準動詞はある意味においては山場であるように感じる。そこで、最低限これは身につけて欲しい事項を精選した方がいいのでは?と提案した。確実に身につけてもらわねばならない幹の部分は何なのかを洗い出す必要性を感じている。これから思案が始まる。
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# by jacques_southhill | 2009-09-18 01:09 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2009年 09月 15日

【授業日誌】 tue, 15/09/09

今日は英語Ⅰ×2

この頃、リスニングの際にメモを取らせるようにしている。今までは漠然と聞かせてtaskに答えさせるだけだったが…。

今日は教科書の1パート文のリスニングを1クラスで実施。ボキャブラリー→リスニング(fast speed & normal speed)→ペアで内容を確認→リスニング(fast speed)→メモを見てtaskの解答。

日常生活でもそうだが、話を聞く場合は要点を絞ってメモを取る場合と聞いた内容に対し即座に反応すべき場合とがある。リスニングをする際には前者が必要だが、前者に対する訓練は日本語でも行われていないように感じる。なぜこうしたことにもっと早く気付かなかったのだろうか?

メモの取り方に習熟したらdictoglossに展開させるのも可能かと。

英語の授業を通して日常生活に還元できることをもっと探してみたい。

放課後、1学期末の成績をつけた。

明日は炊事遠足。食い道楽の私としては楽しみなイベントである。いい天気でありますように。
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# by jacques_southhill | 2009-09-15 22:36 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2009年 09月 14日

【授業日誌】 mon,14/09/09

テスト明け一発目。今日は英語Ⅰの授業×2+文法を扱う授業(本校では英語構文と呼ぶ)×1

本当ならば全クラステスト返却となるはずだが、1クラスだけ追考査の絡みで返却できず。よって次パートの内容を扱った。各パートの初回は予習前提でボキャブラリー系のハンドアウト(A4表裏)を仕上げるのだが、今日は授業で扱った。新出語彙も少ないため、授業内で何とか扱えた。

英語Ⅰのハンドアウト(ボキャブラリー編)の流れはこうだ。
・辞書引き(今回は動詞のlastがあったので本文を見て品詞を決定するよう伝える)
・英英辞書の定義を見つける
・空所補充(単語)→文法的に正しい形で
・熟語
・空所補充(熟語)→文法的に正しい形で
・発音、アクセント
・文法事項

もう1クラスは、テスト返却。今回はただテストを返却するだけにはしなかった。解答用紙の裏側に解答用紙を印刷し、間違った問題のみ解き直しをさせた。教科書の暗唱・暗写ができることを前提にしているので、「再テストをする」と告げ、15分の自習時間をあげた。その後返却し、裏面の解き直し用解答用紙に正答した問題は○印をつけさせ、間違った問題のみをペンで解答させた。解答が終了したら模範解答を受け取り、解答と採点ミスのチェック。意外と緊張感を持って取り組んでくれたようだ。

テストは出来不出来をみる指標だけではなく、今後に向けて同じ間違いをしないためのものだと思う。と考えると、これから先学習を促す一つの仕掛けとなる。リサイクルが叫ばれるこのご時世だから、、というわけではないが、学習したことを繰り返すのは定着の近道だと考える。

英語構文もほぼ同様。テスト返却をし、模範解答を写させ、採点ミスの確認を行った。危うくこの授業をすっぽかすところだった(冷や汗)

お陰様でどちらのテストも「赤点」はいないようだ。ただし、危険水域にいる生徒もいるので、今後気を引き締めなければ、と強く感じた。
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# by jacques_southhill | 2009-09-14 20:20 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)