2009年 11月 24日
明日から考査です。今日は1コマだけ自分のHRでの授業。暗唱テストと暗写テストを実施。以前に比べ取り組みに真剣さが顕著に見られるようになった。英語は苦手にしている生徒が多いのだが、少しずつでもいいから伸びて欲しいと思っている。 今日は空き時間が潤沢にあったので、考査問題の精査と印刷、冬期講習を見据え11月模試の精読、今後の授業を見据えこれから扱う教科書本文の精読。 英文がただ訳すだけの対象であるとすれば、それは理解にはつながらない。パラグラフの基本構造に気付き、言い換えや対比などに気づく。読解の最初の一歩はこうしたプロセスからはじまるのでは?と思うようになった。この点を大事にして教材研究するよう、ここしばらく心がけている。英語のパラグラフ構成は、くどい説教をする親父があの手この手で言い換え補足しながら説教を引き延ばすのに似ているな、とこの記事を書いて思った。 生徒が平易な教材の中に深みを見いだせるよう、教員は準備をする。 話は変わり、今日、今年3月まで担任団を組んでいた某教諭から質問を受けた。本校では今年度から英Ⅰの教科書のレベルを下げた。理科教諭の彼から見れば、それはそれは大胆な決断に見えたようだ。問いは、「なぜ教科書のレベルを下げたのか」と「入試等に対応できるのか」の2点。本校に入学してくる生徒層の変化によるところが大きい。平素扱うものは比較的平易な教科書で敷居を下げ、余力のある生徒には投げ込み等で対応、と答えた。教科の特性がなせる技である。もっとも、この件に関しては複数年にわたる検証が必要であることは言うまでもない。今のところ教科書のレベルを下げたからと言って模試(等)で大きな影響は出ていないが。
by jacques_southhill
| 2009-11-24 23:30
| 日々の営み(授業)
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