2014年 01月 18日
昨日は観点別評価に関する校内研修会。併せて若干辛い傾向にある科目ごとの評価・評定平均についても研修を行った。 先月出席した教育課程研究協議会の内容を報告し、分科会ごとに別れて各教科の成績の付け方について状況説明の後、議論を行った。特に参考になったのは実技教科(体育・芸術)である。特に、分科会で一緒になった体育の先生が「細かくメモをとっている」という話が非常に参考になった。 研究協議会でも、英語は観点別評価との親和性が高いという話が出席者から出されたので、そのことを伝えた。今年から始まった学習指導要領では、全教科において講義偏重から言語活動等の動きを中心とした授業の変革が求められている。活動を中心とした授業構成と観点別評価は親和性が高い。対して、講義中心の授業と観点別評価は相容れない。指導と評価の一体化が叫ばれて久しいが、本腰を入れて考えなければならない時期に来ていることを実感。 研修会が終わり、学年を組んでいる同僚と観点別評価の話になった。「来年度からでも始めないと…」と観点別評価に過度に焦点が向いている感じだったので、一言釘を差した。「評価云々の前に、生徒に英語の力を付けさせる授業展開を考えることが先」だと。評価することは主目的ではない。日々の授業の延長線上に評価をつける仕事も含まれているという感覚がしっくりくる。生徒の英語力がつけば成績は自然と上昇する。そのことに自覚的であるべきだ。 よりよい形で生徒に英語力をつけてもらう授業のあり方を模索する営みを地道に続けて行きたい。
by jacques_southhill
| 2014-01-18 09:04
| 英語教育一般
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