HEART & SOUL for daily English lessons

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2014年 11月 20日

【雑記】「教えない授業」について

私自身のFBで、興味深い記事を見つけた。

「都立両国、復活の舞台裏 教えない授業の魔力」(日本経済新聞HPより リンク切れになることが予想されますのでリンクは貼りません。ご了承ください)

「教えない」という言葉から、教員はなにをやっているのか?という疑念が湧くかもしれません。しかし、記事や日経HPにある動画からは「生徒が参加せざるを得ない」授業であることが見て取れます。生徒は4人グループを作り、壁に掲出された4種類の英文を覚えその内容をシェア。その最中の使用言語も英語。締めは英語でのプレゼンテーション。

その実践の足元にも及ばないが、生徒に適宜質問を投げかけ、インタラクションの中から解決策を見出すという流れは自分の授業でも取り入れています。この頃はセンター対策の授業の中で正答を伝えた後、正答の根拠をペアで確認し、最後に発表させています。思いの外機能しています。教えこまれたことよりも、自分で見つけたことのほうが理解も定着も進むだろうと思い取り入れています。

授業のありかたは、考えても考えても「これで完璧」というものにたどり着かない。そこが面白い。

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# by jacques_southhill | 2014-11-20 21:25 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 27日

【授業日誌】メルマガで取り組みを紹介しました

先日、機会があり大手出版社が発行するメルマガに掲載を頂きました。今回はそれをご紹介したいと思います。なお、メルマガとは一部表現を変更していることをご了解ください。

メルマガに寄稿した内容
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# by jacques_southhill | 2014-10-27 23:53 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 23日

【授業日誌】長文を一気に何度も読ませる

Rの授業ではここしばらくレッスン全体を一気に扱っている。普通であればセクションやパート毎に読ませるところだが、長文(1000語超)に対する抵抗をなくすことを目的にこうした扱い方をしている。レッスン全体を扱うのは前任校ではよくやっていました。

おおまかな流れ
1)ディクトグロス/改行をしていない全文を読ませて段落分け
2)フレーズハント(日本語を手がかりにその意味を表す英語のフレーズを見つける)
3)T/F
4)Q and A
 ※3)4)は教科書のタスクを流用しワークシート化/LのあとにRで解答を確認させる流れです。
5)音読練習
6)Summary
※optional task:習った表現を使った自己表現

かける時間を短縮し、何度も英文を読む仕掛けをと思いこのように行っています。

説明を聞いて理解するより、漆塗りのタスクを経て英文をじんわりと理解する方が効果があるだろうと思いこのようにしています。教科書では数ページに渡る英文も、プリントにするとB4片面1枚に収まってしまいます。

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# by jacques_southhill | 2014-10-23 20:59 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2014年 09月 25日

【授業日誌】Rの授業でdictoglossをやってみた

久しぶりの投稿です。

今日はつい最近の授業でやってみたディクトグロスについて。私自身もいろいろその効能は聞いて知っていたのですが、授業で実際に行ったことは今までありませんでした。生徒たちも恐らく初めての活動だと思われます。

今やっているレッスン(Crown English Reading Lesson 4 Bridge over Troubled Water)は4つのセクションで構成されています。2セクションごとに約3時間をかけ進めている。後半2つのセクションで、セクションごとにディクトグロスをやってみた。今回試した手順は次の通り。なお、私の授業では多くの活動がペアで取り組むものとなっているので、ディクトグロスもペアで協力して行っています。

0)新出語いの導入・予習はこの段階では全く行っていない。ディクテーションとは違うこともこの段階で説明
1)本文を×1.0のスピードで聞かせる
2)生徒はキーワードをメモしながら聴く
3)本文の再生が終わったらペアでキーワードのすり合わせ
4)2度めのリスニング
5)キーワードのすり合わせと文作り
6)3度めのリスニング
7)文をできるだけ多く作る
8)ペアで1文のみを発表。前出の内容の文は言ってはいけないこととする

思いの外概要を的確に英語にできていたようです。リスニングといえばいつも問題演習と思っているであろう生徒たちが「聞けた」「言えた」と実感を持ってくれればと思っています。

この後、新出語彙を含むフレーズを日本語で与え、探しださせるところを宿題としました(私はphrase huntと名づけています)

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# by jacques_southhill | 2014-09-25 20:33 | 日々の営み(授業) | Trackback | Comments(0)
2014年 08月 26日

【雑記】数字と向き合う

昨日今日と、数字について考えされられる機会があった。

昨日、全国学力テストの都道府県別平均正答率が発表されました。北海道は小・中とも全国平均正答率を若干下回っているとのことです。道教委が設定した目標は「今年度までに平均正答率を全国平均以上にする」なので、目標に到達しなかったことになる。

「平均」という言葉には注意を要する。私達は模試等で平均点偏差値、考査で平均点を扱う。生徒たちは平均点を非常に気にする。考査を返却するときに自分の点数以上に平均点を気にしている節がある。全員が同じ点数でなければ、一般的に半数は平均点を上回るが、半数は平均点を下回る。意外とこのことが頭から抜け落ちている。ここ1〜2年、平均点の意味するところを生徒たちに伝えた上で、平均点を返却の時に示すことをやめた。学習はプロセスが正しければ点数は結果としてついてくるものだから。入試を控えた3年次生には「点数を目標にするのではなく、学習する行動の中に目標を見出すように」と伝えている。

また、47個の中で順位付けをしているのだから、その範囲内で当然変動が起こる。どこかが頑張ればどこかが凹む。平均点の比較だけでは分析としては不十分である。なぜできているのか、なぜできていないのかを数値を介して考察し、実際の指導にフィードバックする姿勢が必要である。上位者の割合と下位者の割合も見られるようにすると分析に厚みが増すだろう。

今日は模試の自己採点結果が配布された。数値を示すときにやってはいけないことは、結果が振るわなかった時に結果が悪いと口にすることである。なぜ結果が悪いのかを深く分析し指導に活かすことが大切。数字は諸刃の剣である。生徒教員を悪く言うための道具では決してない。「悪い、悪い」と言われ続け伸びる生徒はいない。悪いのなら対処法もしっかり伝えるべき。

数字を正しく読み取ることは、実は難しく繊細な問題を含んでいることを自覚しデータを活用したい。

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# by jacques_southhill | 2014-08-26 22:33 | 雑記 | Trackback | Comments(0)