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HEART & SOUL for daily English lessons

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2009年 09月 24日

【授業日誌】Thu, 24/09/09

今日は久しぶりの授業。英Ⅰ×1+英構×2

英Ⅰでは扱っているパート最後の授業。できるだけ多く音読できるよう、そして最後には暗唱に移行できるよう授業を行った。しかし、落とし穴が…。

今日は5分短縮授業の日。織り込み済みのはずだったのに、授業やっていると時間感覚が50分仕様になってしまう。暗唱テストは明日に持ち越し。

英構ではリスニング教材のディクテーションのあと、文法項目の学習へ。今は態を扱っている。今まで扱った基本的な部分をテスト(と生徒に言っているが、トレーニングのつもり。私的には)。能動態の文(例文で学習したもとの文)を聞き、受動態にするという内容。緊張感が支配していた(ように感じた)。今後、中学レベル(+α)の部分については、すぐレスポンスできるレベルまで覚え込んでくれるといいんだけど。次の時間も同様のことを行うので、例文をしっかり覚えてくるよう指示を出す。

今日は来るべき準動詞の指導アプローチを思案していた。動詞を中心とした句であることを出発点に、文の中でどのように使われるか分解しながら説明していくことにした。「まとまり」を正確に理解する視点を持つことが出来れば、スラッシュリーディングにもつながるし、精読にもつながるだろう。その部分をどう強調するかもう少し練ってみよう。

この頃、授業に対して非常に前向き。いい傾向だ。

# by jacques_southhill | 2009-09-24 21:05 | 日々の営み(授業)
2009年 09月 23日

【傍らの道具達】ScanSnapS300

油断しているとすぐ紙に埋もれてしまうこの仕事。なんとかスッキリした机周りを実現したいと、目をつけて購入したのがこちら

今年5月に、アマゾンで20000円台前半だったので躊躇なく購入した。これが非常によい。まずサイズ。使わない時に引き出しにしまってもじゃまにならない。しかもセットすれば自動で読み込んでくれる。さらに両面(片面が白紙の場合は自動的にその分を削除してくれる)読んでくれる。OCRソフトと組み合わせれば、文字認識もしてくれるので模試や入試を教材用に加工しやすくなる(若干の手直しは必要だが)。マークシートも認識させられる(若干の慣れが必要だが)。

対費用効果を考えると、非常によい物に巡り会った気がする。

今日は出勤して、溜まった文書を全部スキャンして、紙をシュレッドして帰ってきた。これが結構スッキリする。

# by jacques_southhill | 2009-09-23 17:13 | tools
2009年 09月 23日

【書評】英語教育10月号

私が英語教員になってから欠かさず買っている「英語教育」という名の雑誌。かれこれ10年分のストックが我が家に眠っている(記事を選んでPDF化しようと思っているけど、なんせ10年分ですから…。裁断しなきゃいけないし)

で、今回の特集は「授業内容の定着を図るテスト」。(くわしくはこちら

今号のどの記事も非常に示唆に富んでいる。取り上げられているテストは小テストに始まり、定期考査、模試などの外部試験にまで及ぶ。

特に興味深かった記事を挙げると
1.学校のテストは何のために行うのか(渡部良典氏)
「テストは教育活動の一環である」「言語教育のテストは学習効果を狙うのが当然」と題された記事は特に同意する。テストを作成する際には念頭に置くようにしているのだが、いざできあがってみると反省点が多い我がテスト。次は11月末の2学期中間考査。心して作ることにしよう。

2.学びのサイクルと同時進行のテストを(富永幸氏)
小テストと考査についての記事。小テストを「いつでも」行うという姿勢、考査内容の告知、授業で扱った以外の文章の出題等の筆者が持っているポリシーが垣間見える。Jacquesはこのうちの考査内容の告知を実践しているが、生徒からは「英語の先生は親切だよね」と言われることがある(それでも平均点は50点台なのだけど…)。また、授業で扱った英文と関連性のある英文を出題する旨を学年担当者で申し合わせている。「やればできる」部分と「ちょっと骨のある」部分を上手くテストの中に盛り込みたいと日々奮闘中。

3.ドS(?)テスト授業の威力(靜哲人氏)
タイトルからして強烈だが、記事を読むにつれその強烈さが倍加されて伝わってくる。授業のどの部分を切ってもテスト、テスト、テストなのだろう。さながらビリーズブートキャンプのようである。しかし、一つ一つをきちんとクリアすることが授業に参加する目的だととらえることもできる。この方法も取り入れてみたいと強く思った。1授業あたり400点満点のテストなのだそうだ。この記事には学生(筆者は大学教授)のコメントが載っているが、苦痛を超えたところに待っている快楽を肯定的に捉えているようだ。ちなみに筆者の最新著「英語授業の心・技・体」をアマゾンを通じて注文した。後ほど熟読したい(現段階で届いていない)

# by jacques_southhill | 2009-09-23 17:02 | resources
2009年 09月 21日

【書評】データで読む英語教育の常識Q&A

今日本屋に行ったら、こんなタイトルの本が売っていたのでお買い上げ。

「データで読む英語教育の常識Q&A」 (高梨芳郎 著研究社、3,465円)
詳細情報はこちら
本屋に併設のミ○ドでコーヒー片手に乱読。

(書評)
・今まで感覚的にとらえていたことが数値的に考察されており、あながち感覚も外れているわけではないことを確認できる。
・4技能だけではなく、学習者要因や学習環境、テスト法についても数値を挙げながら検証が行われている。
・読者にはデータを元に考えることが要求されている。できれば著者なりの解決法を示して欲しかった。
・取り扱われている教科書関連のデータが10年程度前のものである(若干古いか?)。

他教科に比べデータで語られることが多いのが英語教育の特徴だと思う。自己の感覚の検証に非常に有効な本であると感じた。

# by jacques_southhill | 2009-09-21 23:36 | resources
2009年 09月 18日

【授業日誌】精選

今日の授業は英Ⅰ×1+英構×2。

英構でjは今受動態を扱っている。能動態と受動態の関連を教えるところからスタートしている。名詞の場所が入れ替わること、それに伴い態が変わることを作業を通して確認させた。

さて、今日は英構担当者4人が集まって成績をつけた。その中で、これから指導していく「準動詞」の進め方を確認した。準動詞はある意味においては山場であるように感じる。そこで、最低限これは身につけて欲しい事項を精選した方がいいのでは?と提案した。確実に身につけてもらわねばならない幹の部分は何なのかを洗い出す必要性を感じている。これから思案が始まる。

# by jacques_southhill | 2009-09-18 01:09 | 日々の営み(授業)